2020年11月8日(日)群馬県前橋市、アングラーズベース赤城山で行われた第25回チャレンジカップの大会の様子をまとめています。今回は予選・決勝ともにスプーン縛りルールで行われ、大木章弘選手が優勝しました。2位は鈴木ゆうすけ選手、3位は島田秀明選手でした。
上位入賞者
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優勝:大木章弘選手(埼玉)
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2位:鈴木ゆうすけ選手(栃木)
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3位:島田秀明選手(群馬)
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表彰台
大会成績・データ
WINNING TACKLE
【ROD 】WhiteWolf 62UL-e(RodioCraft)
【REEL】DSLT1000S-P (Daysprout)
【LINE】
【LURE】Hunt 0.9g(MK#8)/ (Newdrawer)
【ROD 】WhiteWolf ML(RodioCraft)
【REEL】STEEZ Type-I (Daiwa)
【LINE】
【LURE】Banna 1.4g(MK#7)/ (Newdrawer)
優勝者インタビュー
決勝戦の様子
大会の様子
朝の気温は17℃。3m前後の北西風が吹いているものの11月上旬としては異例ともいえる暖かさ。天候は晴れ。秋の長い鱗雲が東の空を覆いやや薄暗さを感じる朝の陽ざしの中、今回は予選・決勝ともにスプーン縛りルール、3人1組の総当たり戦を2セット。計4試合の勝ち点によって争われた。で大会はスタートした。
予選第1回戦は朝イチの放流量の割には魚が全く動いてこない状況に釣果は苦戦傾向。この日放流された魚は20cm前後のトーナメントサイズ。食い損ねも多く#7,#8の低番手のフックが良かったようだ。水の動いている釣り座は放直色でも数が伸びたが、ネイティブカラー系統の地味色などで一旦レンジを落としてから取れる魚を積み重ねていくテクニカルな予選となった。
グループ組換え後の予選第4回戦からは雲も取れて秋の明るい日差しの中の釣りとなる。しかしこれがかえって釣りを難しくしたようで釣果はしりすぼみ。毎試合前に放流が入ったものの後半の伸びもなく秋の釣りの難しさが際立つ予選となった。
決勝トーナメントは12人が進出。準準決勝、準決勝は2人中1人上がり、決勝戦は3人で行われた。この時間になると表層の一番上を引くか、あるいは一番底からの巻き上げかの両極端の釣り。
決勝戦[1]島田選手が開始直後にリードするが大木選手もすぐに追いつきさらに逆転。第2ローテ後も難しい展開の中、順調に数を積み重ねて初優勝を手にした。
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