2019年11月17日(日)群馬県前橋市、アングラーズベース赤城山で行われた第22回チャレンジカップの大会の様子をまとめています。この大会は、若手や大会経験が少ないアングラーのための大会として位置づけられた大会で、群馬、埼玉を中心に15名が集まりました。大会にあたり毎回放流をして頂き、大変釣れる大会となりました。優勝は尾内俊武選手、2位は西澤玲太選手、3位は中村剛選手でした。
大会の様子
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優勝:尾内俊武選手
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2位:西澤玲太選手
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3位:中村剛選手
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表彰台
大会成績・データ
予選
朝の気温は5℃。天候は晴れ。暗いうちは風が吹いていなかったものの、東の空が白み出すくらい風速3m程度の強めの風が吹き出し、ひと足早い赤城颪の寒さに凍えながらの予選開始となった。予選は各組3人の総当たり戦を2セット行い、勝ち点上位が決勝トーナメント進出というルールでの勝ち上がり。開始早々の第1ローテは前日放流の反応今ひとつ。ここ数日で一挙に寒くなったせいか食いが浅く、アタリはそこそこも釣果は今ひとつ伸び悩む展開となった。しかし今回、毎回開始前放流を実施したため回を重ねるごとに活性は良化。また池に太陽の光が当たるようになると次第に魚の動きも活発となり予選中盤以後は2桁釣果も飛び出した。釣り方だがスプーンはサイズは下げてもカラーは強気に。またニョロ系クランク、ちびクランク系でも数を伸ばせたので、各々が得意とする釣り方で数を伸ばせる展開となった。
[予選結果]※PDF
決勝
決勝トーナメントは6人が進出。準決勝を経て決勝へは3人が進出した。準決勝、決勝と放流こそなかったものの放流魚の残りが活躍し数は伸びた。決勝戦は10分x3ローテで行われた。第1ローテで前半[5]中村選手がリードするが中盤以後徐々に[14]尾内選手が釣果を伸ばし、5本を取りリードする。第2ローテになると[11]西澤選手も追いつき±1本差で勝負のゆくえは第3ローテにもつれ込む。第3ローテになるとパターンを掴んだ[11]西澤選手がやや優勢にゲームを進めるも、[14]尾内選手も粘りの釣りで離れずについていく。結果[11]西澤選手、[14]尾内選手が同数により1匹早掛けサドンデスへもつれ込む。サドンデス開始後1分、運命の1尾が[14]尾内選手にヒットしランディングに成功。昭和35年生まれの尾内選手が初参加、初優勝を決めた。
[決勝トーナメント表]※PDF
今日のワンポイント
冬場の管理釣り場は太陽が昇ってからでも十分間に合う
晩秋から先の時期は池に太陽があたってからの時間の方が、案外魚の活性も上がって楽しく釣れます。寒いのが苦手な人、朝起きるのが苦手な人でもこの時期ならちょっと遅めでも全然OK
優勝者インタビュー
決勝戦の様子
※機器不調により、第1、第2ローテが欠損しております。