12月11日(日)、東山湖フィッシングエリアで行われたエリアマスターズ2022大会の様子をまとめています。12月の御殿場にしてはさほど寒さを感じない1日。決勝は中盤から気まぐれに入る回遊魚狙いの展開に。勝利を手繰り寄せたのは前田賢哉選手。2003年プレ大会参加経験あるベテランが20年目のタイトルを取得した。2位は最後に数を伸ばした木村信人選手。3位は瀧澤真一選手、ヤマシタコウヘイ選手でした。
表彰台
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入賞者タックル / TACKLE DATA
優勝[18] 前田賢哉 MAEDA KENYA
【ロッド】エスクローザ62ML(ノリーズ)
【リール】19ヴァンキッシュC2000 SSS(シマノ)- リヴァイブハンドル
【ライン】鯵の糸エステル0.3号(サンライン) – ナイロン0.6号
【ルアー】フォルテ1.8g(ベルベットアーツ)hook:#7 color:UVシルバーオリーブ
【ロッド】エスクローザ62ML(ノリーズ)
【リール】19ヴァンキッシュC2000 SSS(シマノ)- リヴァイブハンドル
【ライン】ナイロン2.5lb(バリバス) –
【ルアー】Tクランカップ(ヤリエ)
決勝はクランクでレンジを広く探った方が良いバイトが出た。クランクの軌道変化で誘うと良い。やさしい誘いがよく効いた。
2位[11] 木村信人 KIMURA NOBUHITO
【ロッド】イエローウルフ(ロデオクラフト)
【リール】ヴァンキッシュC2000 SSS(シマノ)- リヴァイブハンドル
【ライン】ルミナシャイン(ゴーセン)
【ルアー】モカDR-SS(ロデオクラフト)
決勝は最初スプーンで1本取れて、その後はクランクあたりはあったがダメでボトムで様子見。第2ローテからはモカDR-SSで押し通した。
3位[4]瀧澤真一 TAKIZAWA SHIN_ICHI
【ロッド】シルバーナ瀧TZ62Limited(テイルウォーク)
【リール】ヴァンキッシュC2000 SSS(シマノ)
【ライン】プレミアムPE 0.15号(バリバス) –
【ルアー】クロボール2.0g(TIMON)hook:#6 color:タッキーゴーストペレット
決勝は集中力。クロボール、ダートラン。
3位[6]ヤマシタコウヘイ YAMASHITA KOUHEI
【ロッド】ガーディアンリスキー(ディスプラウト)
【リール】DSLT2000SS-P(SLPWORKS)
【ライン】RCマイスター 0.35号(ロデオクラフト) –
【ルアー】ティアロ1.6g(TIMON)hook:#7 color:シルバー系
【ルアー】パニクラMR(TIMON)hook:#7 color:オリーブ系
決勝は予選中よりも厳しく感じた。ティアロから入ってパニクラへ。
予選
朝の気温5℃、水温11℃、池色は笹濁り。富士山も五合目付近までうっすらと雪が残る。曇り空だったものの冷え込みもさほど厳しくない中、予選ははじまる。予選は3人一組総当たりx2セット。10分x2ローテーションで行われた。
予選1回戦はまだ太陽が昇りきらない山陰の時間。さほど冷え込みがなかったためか着水からスプーンを巻きはじめでもソコソコあたりはでるがバイトは小さい。掛かっても手元で落とすシーンが多く見られた。土曜に銀鮭が放流されたというがこの時間釣れてきたのはほとんどが30cm前後のニジマスがメイン。ヒートマップ的には石碑前や切れ目、東ワンドなどの魚の付きはマズマズ。レストラン前と掃き出し付近はこの日は良くなかった模様。
予選4回戦は組み換え抽選が行われ後半3戦が行われる。この時間は曇り空ながらも周囲は明るくなってくる。風がでてくると魚の回遊が入り、中層レンジのクランクにバタバタと連続で入る場面もあった。
予選全体としては上中底とどこでもアタリはあるが、魚が分散しておりいずれもストロングパターンと呼ぶにはちょっと足らない雰囲気。その中で比較的良いアタリが出たのは中層レンジの回遊魚だった。
決勝
決勝トーナメントへは11名進出。準決勝は5か所で10分x2ローテで行われ、決勝はシード選手を含め6名で行われた。
決勝は石碑前。この時間は東山湖特有の南風がやや強めに入った。
決勝第1ローテは[11] 木村選手が出だしでノア1.8gを巻き上げで取った後は探り合いの展開となる。中盤頃からクランクのヤマシタ選手、前田選手、山添選手にヒットが入るがその後は続かず。ロースコアのまま終了。
決勝第2ローテは前半から風上側に入った[18] 前田選手が固め打ちでリード。[4]瀧澤選手もボトムで取る展開に。
決勝第3ローテは中の釣り座の木村選手、風上側の小出選手が数を伸ばすが、[18] 前田選手には届かず終了。前田選手がエリアマスターズ2022を制した。