2021年3月14日(日)群馬県前橋市、アングラーズベース赤城山で行われた第26回チャレンジカップ大会の様子をまとめています。三寒四温、赤城颪が吹き荒れる中の大会となりましたが此川友和選手が優勝しました。2位はヨシダ選手、3位は楯義正選手でした。
大会の様子
表彰台
大会成績・データ
優勝者インタビュー
決勝戦
大会の様子
朝の気温は4℃。3月中旬の赤城山中腹はまだ寒い。前日の大雨で池のコンディションが心配されたが、大きな水温変動もなく池は多少濁った程度。朝から風速3m前後の北西風が吹き付け瞬間的には10mを超えるような突風が吹き付ける中の予選となった。予選は3人1組の総当たり戦を2セット。合計4回の勝ち点を争う方式で行われた。
予選第1ローテ、スタート前に直前放流が入る。開始早々スプーンの手返しの早さを争う時間帯。放直カラーに反応よく、上よりのレンジでやや速めのリーリングに反応した。この日放流された魚は20cm弱の反転しないフッキングが難しいタイプだったため寄せて来ても手元で落とす場面が多くみられた。第2、第3ローテは放流は入らなかったものの居着きの魚も中層~底付近の反応が良くクランクやボトムミノーで数を伸ばす時間となった。
予選4ローテ前にグループ組み換え&途中放流が入る。この時間はスプーンによる手返しを競う時間帯。その後の第5、第6ローテは再び中層から底のボトムミノーが活躍する時間となった。今日の予選の特徴として強風でラインが風押しされてしまう事でスプーンが浮かされ易い状況になった事と、濁りが入った事で強めにアピールしないと魚にルアーを見つけてもらえない状況になった事が挙げられる。強風の状況の中、①しっかり底までルアーを沈められるルアーを選択した上で、②アピールが強いアクションなどで寄せた上で③いかに魚に食ってもらうか?という組み合わせがしっかり合致した選手の釣果が伸びた印象だった。
決勝トーナメントは予選上位12人が進出。シングル対戦方式で、準準決勝(12→6人)、準決勝(6→3人)を経て決勝戦は3人で行われた。
決勝は11時頃からスタート。この時間は風速6mと強風の状況下で行われた。ZAGGER 50 F1で(5-5-7)と終始安定して釣果を伸ばした[9]此川友和さんが第26回チャレンジカップを制した。
● 2021年3月14日1時間毎の天気(気象庁ホームページ)
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