エリアトーナメント2022第18戦フィッシングパーク高島の泉は高田能史選手が今期2勝目【大会結果】

高島の泉 2022

 8月27日(土)に行われたエリアトーナメント2022第18戦フィッシングパーク高島の泉大会の様子をまとめています。決勝戦は3人による1尾をめぐる争い。短い距離で誘う展開の中、放流魚が水に馴染みだしたタイミングで速巻きを入れた高田能史選手(静岡、ディスプラウト)が最後に抜け出し今期2回目の優勝。2位は崎川紀明選手(大阪)、3位は齋藤篤史選手(京都)でした。

表彰台

  • 優勝:高田能史選手

  • 表彰台

  • ラーメン賞

当日の天気 外部リンク・気象庁

PHOTO

エリアトーナメント2022第18戦フィッシングパーク高島の泉
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入賞者タックル / TACKLE DATA

優勝[15] 高田能史 / Yoshifumi Takada

【ROD 】β-MAGNAM 61UL(ディスプラウト)
【REEL】DLST 1000S-P (ディスプラウト)
【LINE】テレメトリー・エステル0.4号 (ディスプラウト) – フロロ1.8lb
【LURE】メッシュ 1.1g (ディスプラウト) AG#8 color:オリーブ

【ROD 】β-MAGNAM 61UL(ディスプラウト)
【REEL】DLST 1000S-P (ディスプラウト)
【LINE】テレメトリー・エステル0.4号 (ディスプラウト) – フロロ1.8lb
【LURE】メッシュ 1.1g (ディスプラウト) AG#8 color:オリーブ

【コメント】
 予選からボトムが効いていたのでローラ1.9gのズル引きを想定していたが決勝の場所は思ったほどボトムに反応がなかった。速引きが好反応だったのでメッシュ1.1gの速引きに切り替えた。

2位[10] 崎川紀明 SAKIGAWA NORIAKI

【ロッド】ホワイトウルフ62UL-e (ロデオクラフト)
【リール】ルビアスエアリティ (ダイワ)
【ライン】ファータ・レゾネーター・ポリエステル エステル0.3号(ゴーセン)
【ルアー】M2 0.6g(フォレスト)
【ルアー】M2 0.4g(フォレスト)

【コメント】
 準決勝戦のイメージで挑んだ。底からの巻き上げで、底に溜まった魚を取っていくスタイルで

3位[14] 齋藤篤史 SAITOU ATSUSHI

【ロッド】TFL-63S (バリバス)
【リール】プレッソLTD2025C (ダイワ)
【ライン】アンバーコード エステル0.5号(よつあみ)
【ルアー】GJ(ディスプラウト)

【コメント】
 決勝戦はミノーとクランクを想定していた。しかし思っていたよりもシブく、ミノーでスイッチを入れるスタイルで。

予選

 朝の気温26℃、天候は曇り、水色はクリア。盆明けの残暑でも水温16℃を維持する高島の泉。予選は3人一組総当たり戦を2セット。10分x前後半の試合。4回の勝ち点合計を競う方式で行われた。

 予選1回戦から3回戦は池の両端に釣果が集中。最初のうちは池の中央でも釣果が出たが、次第にエアレーション付近に釣果が集まりだす。またこの日はまとまった群れが形成されて回遊しており、特にこの時間はA、Bの釣り座は釣果が伸びた。

 予選4回戦開始前に途中放流が入り後半の組み合わせ抽選も行われた。この途中放流はストック池との温度差(ストック池12℃)からか、すぐには効かない放流となった。予選4回戦の反応自体は水準級だったものの5回、6回にかけて水に馴染んだ魚からクチを使いだすといった持続力に富んだ釣れ具合となる。また釣果は池の両端に偏り、池中央付近は冴えなかった。

 予選全体としては釣り方は放流以外では表層を短い距離で誘う波動強めの0.5g前後スプーン、マイクロクランクをメインに選択した選手が多かった。しかしこの日はニョロ系、ミノーと中層レンジにも反応があり、また比較的水温の低いボトム域も反応は水準以上。沈み石のレイアウトとの兼ね合いで釣り座によって出来るor出来ないもあるが、砂地の場所は特に根ずれを気にせずボトムが引けた。夏池にしては魚が各レンジに散っており、表層+挿しで中~底も入れられるので戦術の幅が広くとれる予選となった。

決勝

 決勝トーナメントへは12名が進出。準々決勝、準決勝は1vs1の10分x前後半戦で行われた。準々決勝開始前に放流が入り釣果が伸びた。この時間は放流ポイントから魚があまり動かなかったようで、準決勝では管理棟側の活性が落ち着き、厳しい時間となった。

 決勝戦には3名が進出。10分x3ローテ、ここまで使わなかったイン側で行われた。

決勝第1ローテは、この日使われなかったエリアという事で探り合いからのスタート。4分過ぎに[15]高田選手が表層速巻きで1尾を取りると7分過ぎに[14]崎川選手も巻き上げで1尾目を取る。終了間際に[10]齊藤選手もミノーで1尾を取り、横並びで第2ローテへ。

決勝第2ローテは各選手とも釣り方を絞って臨む。決勝戦は初めての崎川選手が1尾を先行するが後半にかけて齊藤、高田選手も追いつき、終了間際には高田選手がさらに1尾を追加して逆転に成功する。

決勝第3ローテは高田選手が開始直後に1尾を追加して2尾差にするが、崎川選手も表層に絞った釣りで残り2分までに同点に追いつく。3者接戦の展開となったが、すぐ直後に高田選手が1本を追加するとそのままタイムアップ。合計5尾の1尾差で高田選手が今期2勝目を挙げ、2022年間ポイントリーダーに返り咲いた。

【決勝トーナメントで使用されたルアー】
M2 0.4g,0.6g / メッシュ1.1g / ピコイーグルプレーヤーF G2 / プチモカ / ちびパニクラ / GJ

優勝者インタビュー

決勝戦 先行版

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