2018年6月17日(日)第19回チャレンジカップが釣りキチけん太(群馬県高崎市)で行われ、高橋文也選手がサドンデスを制して優勝した。
大会の様子
大会成績・データ
予選の展開
朝の気温は14℃。天候は曇り。水質は川水利用の特色から川藻が池底に繁茂していた為、この日は濃緑のステインカラー。「梅雨時期にしては水温が低く晴れた方が釣り易い」と言うオーナーの言葉どおり、やや難しい状況での大会となった。
予選1回、2回は各20分でスタートハンデ付き。実績別にスタート時間を遅らせての放流回となった。初動は放流色のスプーンから入り、反応が薄くなってからはプラグ系統またはボトムへ移行するけん太スタイルの戦術を取る選手が多かった。
予選3回、4回は放流なし回。ここもプラグorボトムで通す時間帯となりこの回に釣れるか釣れないかで予選突破の明暗を分けた。
予選5回、6回開始前に放流が入ると再び活性が上がると再び放流カラーのスプーンが活躍。この時間になるとやや雲も明るくなってきて魚も上ずりだすとマイクロでの上の釣り方も通用する時間となった。
決勝の展開
決勝へは9名が進出。決勝前半は予選後半からの流れで上目の活性が高く、Aエリアに入った松本選手が8本、強瀬選手が7本、Bエリアに入った高橋選手が7本を取り後半に折り返す。後半になると上の反応が今ひとつ。ここでボトム、中層に切り替えていった強瀬選手、高橋選手がそれぞれ5本ずつとって合計12本ずつで決勝サドンデスへともつれこんだ。
決勝サドンデスは2本先取り。幸先よく1本取ったのは巻きの強瀬選手。強瀬選手は続けて2本目のアタリもあったもののここは乗らず。一方の高橋選手は開始2分すぎにボトムで一本を取り、次の一本勝負となった。ここで流れを掴んだのか3本目は高橋選手に。勝利を確信したヒットコール後しっかりキャッチ。チャレンジカップを制した。