6月19日(日)に行われたエリアトーナメント2022第11戦アルクスポンド焼津大会の様子をまとめています。お馴染みのクリアコンディションでしたが風のあるなしで難易度が大きく変化した1日でした。優勝は[100]瀧澤真一選手(静岡、TIMON、テイルウォーク、VARIVAS)、2位は[2]青木弘文選手(神奈川)、[16]津田雅利選手(神奈川)、[28]黒柳礼選手でした。
決勝戦スコアの集計記載ミスでスコアを修正しました。またこの修正により[16]津田選手、[28]黒柳選手の着順を2位に変更します。
表彰台
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入賞者タックル / TACKLE DATA
優勝[100] 瀧澤真一 / TAKIZAWA SHIN_ICHI
【ロッド】シルバーナ瀧TZ 62リミテッド (TAILWALK)
【リール】ヴァンキッシュC2000SSS (SHIMANO)
【ライン】プレミアムPE 0.2号 (VARIVAS)
【ルアー】クロボール (TIMON) color:タッキーゴーストペレット、Ueインパクトペレット
【ロッド】シルバーナ瀧TZ 50プロト (TAILWALK)
【リール】ヴァンキッシュC2000SSS (SHIMANO)
【ライン】インフィニティPE 0.2号 (VARIVAS)
【ルアー】クロボール (TIMON) color:タッキーゴーストペレット、Ueインパクトペレット
2位[2] 青木弘文 / AOKI HIROFUMI
【ロッド】ライデン (FOREST)
【リール】DSLT-2000黒い特務機 (Daysprout)
【ライン】ES2 (VARIVAS)
【ルアー】GJ (Daysprout)
【ルアー】フォルテ09 (VELVETARTS)
3位[18] 津田雅利 / TSUDA MASATOSHI
【ロッド】GSWORD 53ULST (G CUSTOM CRAFT)
【リール】ルビアスエアリティ (DAIWA)
【ライン】ES2 0.3(VARIVAS)-[リーダー]バリバス
【ルアー】ハント09 (NEWDRAWER)color:明滅系
【ルアー】ハント07 (NEWDRAWER)color:ザキセカンド
【ルアー】ファットチャタクラ (daysprout)
3位[18] 黒柳礼 / KUROYANAGI REI
【ロッド】自作ロッド (Macky Craft)
【リール】10ステラ C2000S (SHIMANO)
【ライン】ES2 0.4(VARIVAS)-[リーダー]クレハ0.6
【ルアー】プリッジ08 (NABURAYA)
【ルアー】ちびパニSR (TIMON)
予選
朝の気温20℃、水温17度。天候は曇り、無風。焼津は前日雨だったものの池はいつものクリア。池を覗き込むと前日夕方放流された魚が列をなして泳ぐ姿が見える。予選は3人1組総当たりを2セット行いその勝ち点合計が争われた。
予選第1回は放流回。開始直後は放流色スプーン反応するが高活性は長く続かなかった。釣り座の場所割で島まわりの狭い所を開けてしまったため、魚が人のプレッシャーを嫌って竿抜けゾーンに逃げてしまう。そのため放流魚があまり働かなかった。後半戦からはクランク、ミノー、バイブレーションすべてを駆使した総力戦となり1尾を引っ張り出す釣りとなる。
予選第2回、3回は放流魚の反応はカーポート前の噴水付近、中央島の回遊、アウトの東岸側がほとんどで、基本的には人慣れした地の魚狙い。クリア+無風状態も影響して釣り難しい時間となった。同じパターンが長く続かない。2~3投ごとにスプーン、クランク、ミノー、ボトムと変化をさせるなど、ひたすら飽きさせない釣りの時間となった。
予選第4回開始前に、組み換え再抽選後と釣り座の再編が行われた。池全体に人を並べたことでこの回は全体的に釣果が伸びた。
予選第5回の頃から気温が上昇し、雨上がりの湿度の高さもあいまって蒸し暑さを感じる時間帯となったが、予選第6回の頃から心地よい涼しい南風が入りだすと水面が揺れ動いて池のプレッシャーは低減。魚も良く動きだした。
予選全体としては事務所側の岸は比較的釣果が伸び、特にインの噴水周りは数が伸びた。逆に東岸と南岸のアウト付近は伸びなかった。
記録室
● 予選参加選手 62名
● 予選総釣果 723尾
決勝トーナメント
決勝トーナメントへは24名が進出、準々決勝、準決勝は10分x前後半の対戦方式。この時間は風も適度に吹いて水面はさざ波立ち、プレッシャーが減った事で活性は上昇しだす。また曇りがちだった天気も晴れ間がでるようになり状況変化のきっかけとなった。
決勝戦は6名が進出。10分x3ローテーション、カーポート前で行われた。この時間東からの3~5m向かい風で極端に軽いスプーンの使用はやや難しい状況。開始時は各選手1g前後のスプーンかクランク等がセレクトされた。
決勝第1ローテは放流直後を彷彿するようなまさかの強活性からのスタート。この日未使用の場所だったとはいえ、これには各選手とも想定外のパンチの効いたスタートとなる。開始5分の段階で[1]松田選手、[2]青木選手がスプーンで6尾ずつ取りあって好スタートを決める。しかし終了間際にかけて他の選手も差を縮め混戦模様で第2ローテへ。
決勝第2ローテからは徐々に総力戦で1尾を引き出していく展開。沖の表層クランク、ハイフロートミノーなどが効いていた。この時間[2]青木選手はGJのリアクション狙い。しかしトラブルで出遅れ気味だった[100]瀧澤選手はちびパニで一気に差を縮め、終了間際に逆転する。
決勝第3ローテは[28]黒柳選手がトップの[100]瀧澤選手と同じ作戦でマークして絡んでいる間に、他の選手は差を縮める。しかし風が止んで鱒へのプレッシャーが高くなったせいか全体の釣果は伸び悩む。結果[100]瀧澤選手が第2ローテのリードを守って1尾差で勝利。2011年2月の東山湖FA大会以来11年ぶりの勝利となった。
決勝トーナメントで使用されたルアー
ちびパニSR / クラピーD,M / ワウ / デカミッツ / クーガ / ウッサ / GJ / ペピーノ / ミニシケーダー / つぶあん / ファットモカDR-F /トレモスマッシュF
クロボール / Bスパーク
優勝者インタビュー
決勝戦
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