エリアトーナメント2024第21戦千早川マス釣り場大会は佐野亘彬選手が優勝【大会結果】

 エリアトーナメント2024第21戦千早川マス釣り場大会は小雨~曇のローライト環境で行われました。優勝は佐野亘彬選手、2位は安田宏選手、3位は吉田拓音選手でした。

【お知らせ】

表彰台

  • 優勝:佐野亘彬選手
  • 表彰台
  • ラーメン賞

当日の天気 外部リンク・気象庁(八尾)

PHOTO

エリアトーナメント2024第21戦千早川マス釣り場B.F.F.C
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WINNING TACKLE

優勝[20]佐野亘彬 / SANO NOBUAKI


【ロッド】イエローウルフ61UL-st(ロデオクラフト)
【リール】イグジストSF2000SS-P(ダイワ)
【ライン】スーパーエステル0.25号(バリバス)VSPフロロリーダー0.4号
【ルアー】BF0.6g(ロデオクラフト)color:プリン/ハニカムトーナメント#9

【ルアー】2WIN(なぶら家)color:茶色系/佐野針#8
【ルアー】ZAGGER50 B1(HMKL)

【決勝の作戦と回顧】
 放流残存狙いでBF0.6gから。表層中層の反応がなくなってからはボトムへ。派手なザッカーB1で魚の目線をちょっと下に見せてあげてからひたすら2WINでとっていった。

2位[12]安田宏 / YASUDA HIROSHI


【ロッド】ランサーディスタンシア(ヤリエ)
【リール】ヴァンキッシュ2000(シマノ)
【ライン】ES20.3号(バリバス)フロロリーダー0.4号
【ルアー】ピリカモア1.0g(ヤリエ)color:マツペレ/SSSワイド#8
【ルアー】ピリカモア1.0g(ヤリエ)color:カラシ/SSSワイド#8
【ルアー】GJ(ディスプラウト)

【決勝の作戦と回顧】
 ピリカモア1.0gカラーローテでほぼ通しきった。第3ローテはボトムから離れないようスレスレにズル引き。

3位[28]吉田拓音 / YOSHIDA TAKUTO


【ロッド】ラプラスD61MLL(アンデッドファクトリー)
【リール】19ヴァンキッシュC2000SSS(シマノ)
【ライン】PE0.2号(ユニチカ)シーガー0.6号
【ルアー】タップダンサー(TIMON)ST#8
【ルアー】ミニシケイダー(タックルハウス)

【決勝の作戦と回顧】
 放流魚残存をノアL0.7gで追う。反応薄くなってからはタップダンサー、ピリカ0.8g、ミニシケイダーなど総力戦。

予選


 朝の気温13℃、水温12℃。紅葉が映える金剛山中腹の千早川マス釣り場は曇り空という事もあってひんやりとした朝。今回は上池のみを使用。池色はクリア。予選は25分x6のローテーション方式で行われた。

 予選1回戦は前半組の放流回。前日放流の魚の活性は良く、前半はスプーン一辺倒での手返しを競う展開となる。しかし第1ローテ後半からは各選手作戦が分岐しだす。クランク、ミノーなどを早めに投入して先に釣果を伸ばす事に意識が向いたのか、表層から中層にかけてアピール強めで探られていた印象。続く第2ローテは池のアウト側などを中心に釣果が伸びた。

 予選4回戦は後半組の放流回。この放流は水馴染みに時間がかかってしまったのか、第1ローテほどの熱狂には至らなかった。しかし5~6回戦にかけても反応が続くなど中だるみがない予選となった。

 予選全体としては予選中ずっと暗い曇り空だった事もあって、反応は終盤まで持続した。また、あまり深くない池(1.5m)ではあるものの魚は表層からボトムまで満遍なく散っており、スプーン、プラグ、ミノー、ボトム系ルアーの全てに反応が返ってきており、パターンを絞りずらい予選となった。

決勝トーナメント

決勝トーナメントは各エリア上位3名、計12名が進出。準決勝は1vs1、10分x2ローテで行い決勝戦は6名によって行われた。この時間になると小雨が降りだす。

 決勝戦第1ローテはは時間が空いた事もありスプーンがセレクトされる。ファーストヒットは開始2分で佐野選手のBFに入る。その1分後に畑選手も続いて1本目を取る。上めの反応が見えなくなってからは各選手とも狙いを徐々に手前の見える範囲でのサイトフィッシングミノーかボトムに移していく。しばらく良い反応が得られない中、残り時間3分半で安田選手はピリカモアのボトムシェイクで1本を取ると、その次のキャストでも続けてヒットを得て逆転に成功する。

 決勝戦第2ローテはは釣り座を2つ移動の後に行われた。インレット側に入った吉田選手は開始早々ピリカ0.8gで1本を追加し同点に追いつく。第1ローテ後半からボトム狙いにシフトしていた佐野選手もザッカーB1で追加し同点に追いつくと、続け様にもう1本を追加して試合をリードする。この時間今田選手も1本目を挙げる。残り時間5分過ぎて佐野選手はザッカーで鱒がボトムに目線を下げた手ごたえを得て、今度は2WINに切り替え縦の動きで鱒を誘う。残り時間2分で連続ヒットで2位に2本差をつけ最終ローテへ。

 決勝戦第3ローテははさらに釣り座を2つ移動して行われた。2本を追う吉田選手はミニシケイダーなどで追いかける。この時間勢いを見せたのは試合前に「ホームなので見せ場を作りたい」とコメントした安田選手。この時間はピリカモアをボトムから浮かさないように心がけ3本を追加し2位に浮上する。しかし佐野選手も第2ローテ同様にザッカーで集めて2WINで喰わせる作戦を継続しさらに2本を追加。上杉選手も2本目を取るが、その後は各選手とも良い反応を得られず時間だけが過ぎ佐野選手が2本差を守りきり優勝を決めた。
 試合後佐野選手は自身の勝利の喜びよりも先に、ほぼボトムスプーンのみで取りきった安田選手にどうやって釣ったかを聞きに行き、お互いの健闘を称えあった。

優勝者インタビュー 11/18 19:00公開予定

決勝戦 10/26 20:00公開

(更新をお待ちください)

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