エリアトーナメント2024第15戦群馬フィッシングセンター中之沢は若狭裕史選手が優勝【大会結果】

群馬フィッシングセンター中之沢
 エリアトーナメント2024第第15戦群馬フィッシングセンター中之沢大会は気温36℃。暑い大会になりました。若狭裕史選手が優勝。2位は松本亮選手、3位は原忠選手でした。

表彰台

  • 優勝:若狭裕史選手
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当日の天気 外部リンク・気象庁(前橋)

PHOTO

エリアトーナメント2024第15戦群馬FC中之沢
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入賞者タックル / TACKLE DATA

優勝[130]若狭裕史選手のタックル Wakasa Hiroshi

【ロッド】プレッソ (ダイワ)
【リール】プレッソリミテッド(ダイワ)
【ライン】エステル0.3号(–)
【ルアー】ティーチ(ノリーズ)


【ルアー】さかさにょろ(1089工房)

【コメント】
 準決勝が全く取れずに運での勝ち上がりとなった。その失敗を活かし取れる魚を取ろうと思い、毎回スピード、レンジ、コースを細かく変えて決勝の舞台に臨めたことが結果に繋がったのかもしれない。

2位[110]松本亮選手のタックル Matsumoto Ryo

【ロッド】ラプラスD61LL (アンデッドファクトリー)
【リール】18ステラ(シマノ)
【ライン】エステル0.3号(–)
【ルアー】ハントグランデ1.3g(ニュードロワー)


【ルアー】マイクロクラピー(ラッキークラフト)

【コメント】
 決勝はハントグランデ1.3gとマイクロクラピー。ハントグランデは中層まで沈めて地形に沿って普通に巻き上げ。マイクロクラピーは潜らせるタイミングだけ勝負。ダメなら浮上させてまた潜らせるの繰り返し。

3位[110]原忠選手のタックル Hara Tadashi

【ロッド】荒川5号1091 (ヴァルケイン)
【リール】15ルビアス1003(ダイワ)
【ライン】エステル0.3号(–)
【ルアー】さかさにょろ(1089工房) color:グローン

【コメント】
 決勝はさかさにょろと心中!と思って臨んだが未使用エリアだったので前半戦はスプーンに浮気してしまった。後半さかさにょろ(カラー:グローン)を着底からの巻き上げでしっかり取れていたので前半戦の選択ミスを後悔。

予選


 朝の気温26℃、水温20℃。天候は晴れ。朝のうちはまだ雲も多く赤城山は雲の中に隠れる。池もまだ南側の高い木々の日陰の中にあって早朝の涼しさを残す中、大会は始まる。予選は5人1組の総当たり戦、5回戦までは5本先取勝利の特別ルールで行われた。

 予選第1ローテは放流回。開始直後はインレット側の反応こそ良かったものの他は振るわず。まずは放流魚がどこに散ったかの探すことから始まる。表面水温がインで20℃、管理棟側で22℃と例年に比べて高水温な事も影響してか、この時間の反応は日陰が残る沖、それと比較的水温が低めの中層より下に釣果は集まった。
 第2回戦以後も池の両端が比較的釣果は出て、池の中央は厳しい状況が続いた。

 予選第5ローテは釣り座移動と放流を行う。この日ストック池と釣り池の温度差が大きかった事から魚の水馴染みの時間を考慮し、釣り場との協議の結果この回で残りのストックを全部放流する事となった。
 この放流回もイン側の魚が先に水に順応したようで釣果が上がりだすのが早く、次いで管理棟側も釣果が上がりだす。

 予選第8ローテは釣り座移動のみを行う。この頃になると夏の入道雲が張り出し気温も36℃まで上昇し、厳しい暑さの中の試合が続く。やはり冷水が入るインレット側の反応は良かった。しかしこの時間は徐々に水に馴染みだした魚も口を使い出し、ここまで不調気味だった中央付近も反応を取り戻した。

決勝トーナメント

決勝トーナメントは予選上位16名によって行われた。準々決勝、準決勝は10分x2ローテで行い、決勝戦は15分x2ローテーションで行われた。準々決勝、準決勝ともに夏の日差しを受けて表面水温は22~24℃まで上昇。厳しいコンディションの中、1本を引き出そうとするが、それでも叶わない対戦も出た。決勝エリアは大会未使用エリアが使用された。

【決勝戦の並び】
若狭裕史|松本亮|原忠|巽直幸

 決勝第1ローテは14:00頃から開始。本日未使用のエリアを使用したが、やはり大会最終盤の1本を絞りだす展開となった。開始30秒でヤル気みなぎるコメントの松本選手が中層域でハントグランデで1本を取ってリードする。しかしすぐさま若狭選手が『ティーチ』で1本目を取って追いつくと、しばらく小差のまま試合は推移する。各選手ともこの時間は神経をすり減らしながら、コース変更やルアーチェンジなどで小さいアタリをなんとかひねり出していく展開が続く。この細かな工夫が功を奏したのか終了間際の残り時間2分で若狭選手が『さかさにょろ』で1本を取って2本目を取って前半を折り返す。

 決勝第2ローテは場所をローテーションして開始。開始3分で「毎回コースを変えた」とコメントの通り丁寧な釣りを試みた若狭選手に3本目が入り大きく勝利を手繰り寄せる。第2ローテの山場の7分半頃、ここまで悩んでいた原選手が準決勝まで手ごたえを感じていた『さかさにょろ』(グローン)で1本目を取る。その後は松本選手が1本を追加するが若狭選手には届かずゲームセット。予選は苦しみながらも丁寧な釣りを続けた結果、初優勝を手にした。

優勝インタビュー 8/5 18:00より公開

決勝戦 8/8 19:00より公開

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