6/30(日)、エリアトーナメント2024第13戦高萩ふれあいの里大会で渡辺元気選手が優勝。2位は山田一成選手、根本泰春選手(同着)でした。
表彰台
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入賞者タックル / TACKLE DATA
優勝[140]渡辺元気選手のタックル Watanabe Genki
【ロッド】イエローウルフ61ul-st(ロデオクラフト)
【リール】19ヴァンキッシュ(シマノ)
【ライン】スーパーエステル0.4号(バリバス)リーダー:バリバスショックリーダー0.8号
【ルアー】パペットサーフェス(スミス)
他
【ルアー】ドリフトスピン37(ロデオクラフト)
【ルアー】グラビティ1.35(ディープパラドックス)
トップとボトムを想定。パペットサーフェス表層で取れた。途中からは中層。
2位[103]山田一成選手のタックル Yamada Kazunari
【ロッド】キメラ603L-e(ロデオクラフト)
【リール】スティーズ(ダイワ)
【ライン】エステル0.25号(ゴーセン)
【ルアー】シャースFe0.6g(サウリブ)
他
【ルアー】シャース2.3g(サウリブ)
Fe0.6g表層を通した。
2位[105]根本泰春選手のタックル Nemoto Yasuharu
【ロッド】ワイルドジョーカー4LB(リチャーズ)
【リール】ヴァンキッシュC2000S(シマノ)
【ライン】PE0.2号(–)
【ルアー】ウッサ(ロデオ)
他
【ルアー】なぶクラFSR(なぶら家)
表層系プラグを中心。差しでマイクロ
予選
朝の気温21℃、水温16℃。天候は曇り。湿度が高く梅雨時らしいローライトの1日。池色は金曜の大雨の影響でやや土砂濁りが残る。2号池は落ち葉等の浮遊物があり表層を引きずらいコンディションの中、大会は始まる。予選は5人1組総当たりで行われた。
予選第1ローテは放流回。開始直後から放直色のスプーンで釣りごたえのある重量サイズが釣れる時間となる。第2ローテからは放流残存狙いのマイクロスプーン、クランクなどへ変化していく。
予選第5ローテは釣り座ローテと放流が行われる。放流直後は活性が良かったものの、この時間の放流効果は短かった。この頃から同じパターンで連続2本を取る事が難しい状況となり、上中底、沖と手前と組み合わせながらいろいろと試す時間となった。
予選第8ローテは2度目の釣り座ローテと放流が行われる。やはりこの回も第5回戦と同様に池に広く散った放流魚を探す時間となる。マイクロスプーンの他、トップ系クランク、マイクロクランク、ニョロ系、ボトムバイブレーション系など様々なパターンが試された。
予選全体としては終始ローライト環境で表層水温の上昇もなく、風の変化、光量変化に乏しい日。魚は池全体に満遍なく散って魚の付き場の偏りがおきにくいコンディションとなった。ストロングと呼べるまでのパターンがなく上中底と様々なパターンで引き出す技量が問われた予選となった。
決勝
決勝トーナメントは予選上位18名によって行われた。準々決勝、準決勝は10分x2ローテで行い、決勝戦は10分x3ローテーションで行われた。
決勝第1ローテは14:00頃から開始。大会最終盤の1本を絞りだす展開となった。スタート直後は各選手表層付近からの攻略。開始1分で端に入った渡辺選手が『パペットサーフェス』で1本を取り先制する。根本選手、山口選手もそれぞれクランクで1本ずつ取るが、ショートバイトのもどかしい時間が続く。中盤頃から渡辺選手、根本選手は徐々に下を試していく。そんな中で渡辺選手は『ドリフトスピン』で2本を追加する。
決勝第2ローテは釣座移動の後にスタート。開始早々根本選手が掛けるが惜しくも手前で落ちてしまう。そのすぐ後の1分過ぎに天候の変化が訪れる。沢風が吹き込むと木々は揺れて池の水面はさざなみ立つ。しばらくすると活性が上がりだしスプーン、プラグ問わずに釣れ出し試合が動く。この時間、渡辺選手はドリフトスピン、上野選手は『ミディアムクラピー』、山口選手は『ワウ』、根本選手は『ウッサ』で数を伸ばす。しかしこの気まぐれな風は長く続かず、池は再び静けさを取り戻す。ボトムなども単されたが大きな反応が見られないままに第3ローテへ。
決勝第3ローテは釣座移動の後に開始。第2ローテの難しい流れを引き継ぎ時間だけが消化していく展開。そんな中で端に入った山田選手が『シャースfe』で僅かな反応を得る。序盤に1本、終盤にさらに1本を追加するが、渡辺選手の築いた前半のリードを覆すことは出来ずにタイムアップ。渡辺選手が高萩ふれあいの里戦を制し、通算4勝目を手にした。
優勝インタビュー 7/1 18:00公開
決勝戦 7/8 18:00公開
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