4月28日(日)に行われたエリアトーナメント2024第7戦ならやま沼漁場GW大会の結果をまとめています。気温28℃、水温21℃。暑さを感じる中で大会は進行しました。優勝は岡田健太郎選手、2位は荒井章選手、伊藤祐太選手でした。
表彰台
入賞者タックル / TACKLE DATA
優勝[145]岡田健太郎選手のタックル Okada Kentarou
【ロッド】アルチザンコンペティション62MH/R(エバーグリーン)
【リール】16ヴァンキッシュC2000S(シマノ)
【ライン】インフィニティPE0.2(バリバス)LEADER:フロロ0.6
【ルアー】GJ50 (ディスプラウト)COLOR:イワチャキン /HOOK:佐野針#9
やさしく動かすGJ。前回エステルラインで掛かりが悪かったのでシステムを見直し、今回PEラインに換えて決勝に臨んだ。PEでがっつり掛かってくれた。
2位[101]伊藤祐太選手のタックル Itou Yuuta
【ロッド】キメラ(ロデオクラフト)
【リール】ヴァンキッシュC2000S(シマノ)
【ライン】S-PET0.3号(ヨツアミ)LEADER:フロロ0.5
【ルアー】グラビティ1.65 (ディープパラドクス)HOOK:AG#7
前半はグラビティ1.65g。引くコースとカラーを色々変えながら。後半もグラビティ。アタリなくなったらシャインライドのボトムズル引きを挿していった。
2位[111]荒井章選手のタックル Akira
【ロッド】ワイルドジョーカー3.5LB-511(リチャーズ)
【リール】スティーズTYPE-I(ダイワ)
【ライン】エステル0.3号(バリバス)
【ルアー】BF0.7 (ロデオクラフト)
【ルアー】2WIN (なぶら家)
第1ローテは前半シャイラから入って後半は2WINでボトム。第2ローテは手前に魚がいるのでBF07で。
予選
朝の気温26℃、水温19℃。新緑がまぶしいならやま沼は雲一つなく初夏の様相。予選は3人1組総当たりを3セットで行われた。
予選第1ローテのスタート直後はまずまずの活性。時より岸際を群れで回遊する魚の反応が良く、手前を中心に数を伸ばす時間。第2~3ローテになるとスプーンの他、マイクロクランクやボトムなども試され出す。
予選第4ローテ開始前に組み換え抽選と放流が行われる。この時間で表層水温は20℃近くあったが放流魚の動きは良く、この回は沖で放直色スプーンで掛かる時間。活性が落ち着いてからはマイクロクランクやミノー、ボトム系も試され出した。
予選第7ローテ開始前に組み換え抽選が行われる。この時間になると弱い南風(1~2m程度)が入り、時より水面がさざなみ立つ時間となる。
予選全体としてはGWの好天に恵まれ水温上昇が心配されたが釣果に大きな影響はなかった。全体的に魚は散っており比較的沖よりは手前が良く、水温変化の少ないボトム周辺の反応も良かった。後半にかけては池の奥の方の活性も上昇した。
決勝トーナメント
決勝トーナメントは30名が進出。決勝1回戦、準々決勝、準決勝は1vs1で10分x前後半で行われた。決勝戦には4名が進出。15分x前後半で行われた。決勝トーナメント1回戦開始前に放流が入り勝ち上がりのスコアは伸びた。
決勝第1ローテは池を休ませた事もあり開始直後から反応良く、各選手に立て続けヒットが生まれる。中央通路側釣り座の反応が良く前半は伊藤選手、岡田選手が先行する展開となる。岡田選手は前回大会同様に『GJ』デジ巻き。前回とりこぼしが多かった反省から今回はラインをPEに変えて決勝に臨んだ。南端に入った伊藤選手は放流残存が多いとみて『グラビティ』1.65gで上から下まで様々なコースを引く作戦。立て看板側に入った板橋選手は『フロンティア』1.7gボトムトレース、荒井選手は『2WIN』でこの時間はボトムを選択。終盤にかけて立て続けにスコアを伸ばし小差で後半へと折り返す。
決勝第2ローテは場所替えののち始まる。今度は中央通路寄りに入った荒井選手は『BF』を選択、板橋選手は『ノア』1.5gを選択する。岡田選手はGJデジ巻きを通す作戦。伊藤選手はグラビティで反応がなければ『シャインライド』のズル引きの2段構えの作戦で臨む。中盤にかけて荒井選手が数を伸ばし一時は同点に追いつく。しかし岡田選手も小刻みに追加し、残り2分まで3本差をつけてリードする。終盤にかけて荒井選手、伊藤選手が猛追をするが岡田選手が前半のリードを守り1本差で勝利。去年のAAフック大会以来の優勝を手にした。
優勝者インタビュー
決勝戦
【次ページは大会概要など】