エリアトーナメント2022第10戦高萩ふれあいの里は山添健二選手が優勝【大会結果】

高萩ふれあいの里 2022

 6月12日(日)に行われたエリアトーナメント2022第10戦・エリアトーナメント2022第10戦・高萩ふれあいの里フィッシングエリア大会の様子をまとめています。週末からの雨で土砂濁りのコンディション。優勝は[14]山添健二選手(埼玉)、2位は[15]檜山友貴選手(埼玉)、[46]上野翔太選手(栃木)でした。

表彰台

  • 優勝:山添健二選手

  • 表彰台

  • ラーメン賞

当日の天気 外部リンク・気象庁

PHOTO

エリアトーナメント2022第10戦高萩ふれあいの里
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入賞者タックル / TACKLE DATA

優勝[14] 山添健二 / YAMAZOE KENJI

【ロッド】ダインスレイブ IS-UL (ValkeIN)
【リール】15ルビアス2004 (DAIWA)
【ライン】シーガーR18フロロリミテッド 2lb (SEAGUAR)
【ルアー】ドーナ1.3g (ANGLERS SYSTEM) 色:ドットコムオレ金

【ロッド】バリバストーナメントスティック TZRX (VARIVAS)
【リール】12イグジスト2004 (DAIWA)
【ライン】シーガーR18フロロリミテッド 2lb (SEAGUAR)
【ルアー】モカDR-F 15ノブカラー

 決勝はここまで良かったトレモスマッシュFで表層付近を狙う予定だったが、思っていたよりもレンジが下でモカDR-F (15ノブカラー)を中層から巻き上げ。これだけ。

2位[15] 檜山友貴 / HIYAMA YUUKI

【ロッド】ダインスレイブ 61L Rev-A (ValkeIN)
【リール】16ヴァンキッシュ C2000S (SHIMANO)
【ライン】スーパートラウトエリア ES2 (VARIVAS) – [リーダー]フロロ1.5lb
【ルアー】ハントグランデ1.0g、1.3g (NEWDRAWER) 、ハント0.7g(NEWDRAWER)、ノアJr1.2g(RC)、シャイラ1.2g(ValkeIN)

 決勝はここまでスプーン以外の釣り方が見つからなかったのでハントグランデを中心とした組み立てでスプーンで押し通した

2位[46] 上野翔太 / UENO SHOUTA

【ロッド】13エクシード59UL (SHIMANO)
【リール】16ヴァンキッシュ C2000 (SHIMANO)
【ライン】エステル0.4号 (Yotsuami) – [リーダー]フロロ2.5lb
【ルアー】ハントグランデ1.3g、バンナ1.7g (NEWDRAWER) 、ディープクラピー(LUCKYCRAFT)、デカミッツドライ(TIMON)

 決勝はチビパニ、トレモスマッシュF、デカミッツのプラグ系を考えていたが、状況に合わせてハントグランデ1.3gとディープクラピーをローテーション、第3ローテは天に祈りながらデカミッツを投げました。

予選

 気温20℃、水温12℃。朝から雨が降ったりやんだりの天気。池は週末から雨が続き土砂交じりの水の流入でコーヒー色がかった池色。濁度は3号池で表層30cm程度付近は蛍光色なら識別できる程度で2号池は少しだけマシといった所。予選は5人一組、10分x2の総当たり戦を行いその勝ち点で競われた。

 予選第1ローテは6:30開始。この時間は放流タイムで、放直色スプーンでの手返し良い時間。上流側の2号池はスプーンで20分間釣れ続いたが、下流側3号池は後半やや失速。後半はプラグなども選択された。

予選第2ローテからは各選手思い思いのルアーセレクト。スプーンはこの時間はそれなりの距離が出せる1.5g前後が好まれた。またクランク系、ニョロ系、ミノー系、トップ系とありとあらゆるルアーとレンジが試された。また予選第4頃から強いザーザー雨に変化した。

予選第5ローテ開始前に途中放流が入ると池の活性は回復し、再びスプーンフィッシングでの手返し良い時間。しかし今回はスプーン一辺倒ではなく途中からプラグ系も選択された。また場所ムラがあり3号池のイン側は不調気味だった。予選第8ローテ開始前にも2度目の途中放流が入るが、この回はムラなく平均的に数が伸びた。

 予選全体としては放流後は沖の表層付近と、沖から魚を追わせて、ピックアップ間際の1.5m付近のブレイク反応が良。「何を投げても反応が返ってくる」が反転をしない魚で手元で落としやすい魚が多かった。2号池と3号池の差で言えば上流側の2号池は水が澄むのが早く釣り易かった印象。一方で3号池側は土砂濁りがなかなかとれず苦戦気味。蛍光色等はっきりした色をしっかり見せて鱒を誘うのが良かったようだ。
 またハイフロート系ミノーは予選中は、濁りが薄い2号池側効いていたが3号池側は長くは効かなかった。

決勝トーナメント

 決勝トーナメントへは24名が進出。準々決勝、準決勝は10分x2ローテで行われ、決勝戦は10分x3ローテで行われた。決勝で使用された3号池は相変わらず土砂濁りのマッディコンディション。上空は雨雲の通り道で雨が降ったり止んだり。状況の変化でヒットレンジが細かく変わるテクニカルな舞台となった。

 決勝第1ローテは曇り空の中始まる。表層やや下の活性が良くスプーンやクランクへの反応がまだ残っており、各選手ともポツポツと数を積んでいく時間。後半にかけて雨が降りだすとアタリが遠のく。

 決勝第2ローテ開始時には雨雲も通過し曇り空。またスプーンとクランクが効いてくる。中盤以後モカDR-Fでレンジを刻む[14]山添選手が徐々に差をつけだす。残り時間3分頃から雲の切れ目から晴れ間が覗くと、このタイミングを見計らって各選手とも発光色系など強めな色を投入。表層の活性が上がって他の選手も差を縮める。スコアは差がなく第3ローテへ。

 決勝第3ローテは序盤スプーンの[15]檜山選手、クランクの[10]藤田選手がリードするが、中盤[14]山添選手が3本固め打ちで一気に逆転する。その後トップ狙いに切り替えた[46]上野選手がデカミッツで追撃を開始。終了間際に[15]檜山選手もハント07で1尾を追加するがここまで。終始混戦の中、辛くも1尾差で逃げ切った山添選手が東山湖(冬)大会以来となる今季2勝目を挙げた。

決勝トーナメントヒットルアー

ノア18 / ハントグランデ10,13 / ハント07 / シャインライド12 /
ココニョロ / モカDR-F / プチモカSR-SS / ワウ / ディープクラピー / トレモスマッシュ / ミッツドライ / ミート33DR-F / GJ /

優勝者インタビュー

決勝戦

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