10月29日(日)に行われたエリアトーナメント2023第23戦みどりフィッシングエリア大会の様子をまとめています。秋大会はキングオブスプーニストルールで行われました。優勝は相馬宏至選手。2位は橋本晃史選手。3位は圷紘夢選手、相馬成光選手でした。
表彰台
入賞者タックル / TACKLE DATA
優勝[139]相馬宏至選手のタックル Souma Hiroshi
【ロッド】スパイクアロー 60M(ノリーズ)
【リール】ヴァンキッシュC2000D(シマノ)
【ライン】スモールゲーム フロロ2.0lb(サンライン)
【ルアー】鱒玄人グラトニー1.8g/2.5g(ノリーズ)
【ルアー】鱒玄人ティーチ0.5g/0.8g(ノリーズ)☆
決勝は風が強かったが敢えてアンダー1gを選択。風を使って遠目の表層を狙いました。
2位[132]橋本晃史選手のタックル Hashimoto Akifumi
【ロッド】ホワイトウルフ62ULe(ロデオクラフト)
【リール】’15イグジスト(ダイワ)
【ライン】エステル0.3号
【ルアー】シャースFe0.4g/0.6g(サウリブ)
ハントグランデ1.0gから入って第1ローテ中盤からずっとシャースFe。出遅れてガマンの釣りが続いたが、最終ローテで目の前が沸いたのでそれを取る事に集中した。
3位[111]圷紘夢選手のタックル Akutsu Hiromu
【ロッド】トーナメントドライブ 62改(バリバス)
【リール】04ルビアス2004(ダイワ)
【ライン】エステル0.3号(バリバス)
【ルアー】シャースFe0.6g(サウリブ)
【ルアー】ハントグランデ1.3g(ニュードロワー)
表層メインで、風が強くなったらハントグランデ1.0gちょい下。
3位[158]相馬成光選手のタックル Souma Shigemitsu
【ロッド】ブロンズウルフ 61UL(ロデオクラフト)
【リール】05イグジスト2004(ダイワ)
【ライン】RCエステル0.35号(ロデオクラフト)
【ルアー】シャースFe0.6g(サウリブ)
【ルアー】ノアL (ロデオクラフト)
【ルアー】BF0.5g (ロデオクラフト)
【ルアー】ハント0.7g (ニュードロワー)
表層。開始からパタパタ釣れてイケるかと思ったが、調子に乗りすぎて第2ローテで全然釣れませんでした。最終ローテで表層チョイ下でなんとか巻き返せた。
予選
気温11℃、水温15℃。天候は曇り。3m前後の北西風。水質はクリアー。前日入った寒気の影響でこの秋一番の肌寒い朝。薄い雲の隙間から時より陽が差す、すっきりとしない空。ローライト環境の中、予選は7時開始された。今回はキングオブスプーニストルールで行われた。
予選第1回は放流回。当日放流の反応は良く序盤は着水直後からの巻き出しで放直色に良い反応を見せる。特に中央から駐車場側の釣果が伸びた一方で、東側はやや時間が経ってしまった事もあり放流魚が移動してしまったのか難しい展開となる。しかし後半になると遅れて東側の反応が上ってくる。予選2~4回も適度に水面がさざ波だった事で放流魚の反応は残り、徐々にアタリの数を落としながらも最後まで反応は残った。
予選第5回は1回目の途中放流と釣り座移動を行う。この時間は気温15℃程度まで上昇する。比較的数が伸びたのは中央から駐車場側で20分間で2ケタ対決になる程度の釣果を得た。池の東側も今回は放流後にすぐ始めた事もあり初動から放流の反応が顕著に出た。
予選第8回は2回目の途中放流と釣り座移動を行う。この時間は2度の途中放流の効果が出て東側も同等程度の釣果に至った。
予選全体を通しては終始2~5m程度の右斜め後ろからの風により適度に水面が揺れた事で表層域の活性が持続。軽めのスプーンでも遠投しやすかった。また前日の雷雨で水の入れ替わった事などもありハイスコア決着が続出する予選となった。
(更新をお待ちください…)
決勝
決勝トーナメントへは予選各組上位2名、計26名が進出した。準々決勝、準決勝は10分x2ローテ(2人1抜け)。決勝戦は7名が進出。10分x3ローテーション、予選C~E付近を使って行われた。この時間になると雲が取れて秋のやわらかい日差し。気温19℃、水温も15~16℃まで上昇。風も予選同様2~7m前後で推移した。
決勝第1ローテはスタートから1g以下のマイクロスプーンを選択する選手が多い中、ファーストヒットを決めたのはハントグランデ1.0gの橋本選手。次いで横田選手など次々にヒットが入り開始2分で参加7選手各1本を出して乱打戦を予感させるスタートとなった。しかしその後は続かず、中央位置の相馬成光選手が引き波が立つくらいの表層引きでスコアを伸ばす展開。後半にかけて相馬成光選手、圷選手が追加して第1ローテを終える。
決勝第2ローテは場所を2つ移動して開始。序盤伸ばしたのは端位置の圷選手。場所替わりで苦戦する相馬成光選手に追いつき逆転に成功する。中盤頃から岸際をまわる回遊魚が入ってくると一気にスコアが伸びだす。中央位置の相馬宏至選手がこの時間大きく数を伸ばすと、その勢いにのり終盤にかけてジワジワと伸ばし圷選手に追いつく。
決勝第3ローテは場所を2つ移動して開始。岸際の回遊魚は反応良く、この時間は「目の前が湧いた」チャンスを活かした橋本晃史選手が大きく数を伸ばす。春大会優勝の上野翔太選手もジワジワと数を伸ばす。また第2ローテで苦戦した相馬成光選手もパターンを掴むと瞬く間に追いつき、残り3分で5選手が1本差以内の横一線状態に。ここで動いたのは相馬宏至選手。手前の回遊魚の反応を見切ると沖狙いへいち早くチェンジ。ティーチを追い風に乗せて沖までキャストすると立て続けに2本とり遂に均衡を破る。最後に1本を追加しそのままゲームセット。相馬宏至はエリアトーナメント初優勝を手にした。2位には「振り落とされずついていった」と語った橋本選手が入った。
優勝者インタビュー 10/30 20:00より公開
決勝戦 11/27 20:00より公開
シャースFe04/06、ティーチ05、ハント07
ドーナ13
【結果及び取得ポイント】
取得ポイント表
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