エリアトーナメント2023第20戦アルクスポンド焼津大会は杉山航一朗選手が優勝【大会結果】

アルクスポンド焼津

 10月15日(日)に行われたエリアトーナメント2023第20戦アルクスポンド焼津大会の様子をまとめています。晴れ上がった決勝戦は西側休憩所前を使用。優勝は杉山航一朗選手、2位は上田悠太郎選手、3位は小堀誠選手、津田雅利選手、西形圭紀選手でした。

表彰台

  • 優勝:杉山航一朗選手

  • 表彰台

  • ラーメン賞

大会写真 外部リンク・GOOGLE PHOTO

当日の天気 外部リンク・気象庁

入賞者タックル / TACKLE DATA

優勝[123]杉山航一朗選手のタックル SUGIYAMA KOUICHIROU

【ロッド】 クロノタクト62LF(スタジオミネギシ)
【リール】 19ヴァンキッシュ2000S(シマノ)
【ライン】 インテグレーションソフト3.5lb.(ニュードロワー)
【ルアー】 パニクラDR(ティモン)
【ルアー】 GJ(ディスプラウト)

【コメント】
 決勝の場所は経験がないので、最初スプーンで放流残存を取ってから予選良かったパニクラDRのボトムノックと、上はGJで様子見しながら。

2位[131]上田悠太郎選手のタックル UEDA YUUTAROU

【ロッド】 ブルーウルフ(ロデオクラフト)
【リール】 14プレッソ1025(ダイワ)
【ライン】 RCエステル0.35(ロデオクラフト)フロロ0.6
【ルアー】 パニクラDR(ティモン)
【ルアー】 Bスパーク(オフィスユーカリ)

【コメント】
 決勝の場所は未使用だったので、最初は軽め&強気色のスプーンから入った。中盤ちびパニ、後半Bスパークなど。

3位[108]小堀誠選手のタックル KOBORI MAKOTO

【ロッド】 イエローウルフ61UL-ST(ロデオクラフト)
【リール】 イグジスト2000(ダイワ)
【ライン】 RCエステル0.35(ロデオクラフト)
【ルアー】 RCミディアムクラピー(ロデオクラフト)15ノブカラー
【ルアー】 GJ(ディスプラウト)自塗色

【コメント】
 最初はスプーンから入った。中盤はクラピーとワウ。後半はGJ。

3位[110]津田雅利選手のタックル TSUDA MASATOSHI

【ロッド】 Gカスタムクラフト55ULTT(Gカスタムクラフト)
【リール】 TDルビアス2004(ダイワ)
【ライン】 エステル0.35
【ルアー】 ちびパニクラSR(ティモン)
【ルアー】 GJ(ディスプラウト)

【コメント】
 (決勝の)この位置は普段使えないので水の流れ方も分からない。予想外の方向から掛かってくる。沖はちびパニ、手前はGJ。

3位[167]西形圭紀選手のタックル NISHIGATA YOSHIKI

【ロッド】 Gカスタムクラフト55ULTT(Gカスタムクラフト)
【リール】 TDルビアス2004(ダイワ)
【ライン】 エステル0.35
【ルアー】 ちびパニクラSR(ティモン)
【ルアー】 GJ(ディスプラウト)

【コメント】
 最初はスプーンから入った。中盤は手前GJ、クロボール沖ボトム、ちびパニ表層。

予選


 気温16℃、水温18℃。天候は雨。朝から台風の影響でまとまった雨。3m前後の押しが強い東風が吹き続ける状況で選手にとってはハードコンディション。池色は池底は見えるものの雨の影響で濁りがうっすら入る。そんな状況で予選は始った。

 予選第1回は放流回。前日放流の魚が開始直後から放直色のスプーンにほどよく反応を見せる。放流合戦とまでは至らなかったものの活性が持続するタイプの釣れ方となる。予選2回以後は東風の影響で風下側にあたる「A」、「E」付近や対岸川側のラインが比較的好調。風上側の東岸はやや伸び悩んだ。島周りは低気圧の恩恵か魚の回遊が活発に入り、回って来たタイミングでうまく掛けていく試合となった。

 予選第4回は組み換え抽選のあと開始。朝に比べて雨の降り方も幾分マイルドになる。途中放流こそなかったものの魚の動きは引き続き活発で回遊も多く見られた。4回戦が若干低調だったものの5~6回戦は前半と同等の釣果をキープし、好反応は終盤まで持続した。

 予選全体を通しては雨の影響による濁りやローライト環境で、波動強め・グロー・メッキ系・ボトムなどを選択する選手が多かった。良くも悪くも低気圧の影響を大きく受けたことで、雨の日の池の癖に寄り添う技術。また終盤まで良いアタリが出続けた事から、集中力を切らさないタフネスさが問われる予選となった。

【記録室】
予選好調だった釣座は「A」「E」「W」東風の影響で西側が釣れた。一方で厳しかったエリアは「K」「L」の島周り。予選1回戦から6回戦まで各回の総釣果がほぼ均等に並ぶ(169/162/169/147/163/162)珍しい結果となった。
詳細は予選結果をご覧ください。

決勝

 決勝トーナメントへは予選上位24名が進出した。準々決勝、準決勝は10分x2ローテで行われた。この時間になると雨はやみ、準決勝の頃には天候は晴れへと変化した。雨による濁りもすぐに取れだし、透明度が上がった事でこの時間は状況が一転してミノーなども効きだしスコアは伸びた。決勝戦は6名が進出。10分x3ローテーションで恒例となった西側休憩所前で行われた。決勝開始は13:30頃。

【決勝戦の並び】
西形圭紀杉山航一朗津田雅利小堀誠小出愛子上田悠太郎
敬称略

決勝第1ローテは各選手ともにスプーンを選択。この日未使用のエリアなため、まずは活性を探る。川側の杉山選手にファーストヒットが入り、西形・津田選手も続く。スプーンの活性を見てからはクランク、ミノーでの攻略に移る。朝のうちは濁っていたものの、決勝は晴れ上がってクリアーさを取り戻す。動きの速い虹鱒の追いがよく見える状況だが、虹鱒に見切られるのも早い。杉山選手は早巻きめの高速ボトムノッキングで中盤までに5本を取ってリードする。後半になってからは各選手ともボトム混じり。沖、手前、表層、ボトムの組み合わせでスコアを重ねる。

決勝第2ローテは川側は見える魚が多いがバイトが浅い。沖めやボトム、ミノーなどに良いバイトが集中した。中央に入った杉山選手はこの時間も沖遠投からのパニクラ早巻きボトムノックで追加し首位をキープ。後半ボトムに変えた上田選手が残り3分から3本を追加し2位に浮上する。

決勝第3ローテはミノーorボトム。事務所側の角位置に入った杉山選手は前半だけで3本を取り、試合を決定づける。4者が並ぶ2位争いはBスパークを駆使した上田選手が抜け出し2位に入った。

優勝者インタビュー 10/16 20:00公開予定

決勝戦 11/17 20:00公開

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