エリアトーナメント2025第5戦ならやま沼大会は菜の花香る中で行われました。優勝は清水洸佑選手、2位は沼田和浩選手、3位は丹野裕介選手でした。
表彰台
アースワン、Angler’s System、IOS FACTORY、Nomadic Code、RODIO CRAFT、SAURIBU、VARIVAS、YARIE、1089工房
PHOTO
WINNING TACKLE
優勝[152]清水洸佑 / SHIMIZU KOUSUKE
【ROD_】DainsleiF Rev-S(VALKEIN)
【REEL】PRESSO 2000S-P LT2000(DAIWA)
【LINE】ESTER0.4(–) Leader:Fluoro2.5lb
【LURE】SAKASA NYORO 60FS(1089)
さかさにょろ。シェイクからのボトムトレースと表層。
2位[157]沼田和浩 / NUMATA KAZUHIRO
【ROD_】WHITEWOLF 62UL(RODIOCRAFT)
【REEL】18STELLA (SHIMANO)
【LINE】ESTER0.3(RODIOCRAFT)
【LURE】DRIFTSPIN(RODIOCRAFT)
【LURE】PICO EAGLE PLAYER(DAYSPROUT)
【LURE】DEKA mitts DRY(TIMON)
【LURE】O-PERA(MUKAI)
【LURE】50GJ(DAYSPROUT)
各回、前半は上の魚狙い、後半は少し下狙い。
3位[157]丹野裕介 / TANNO YUUSUKE
【ROD_】Exstan TwinFire Babyish(DAYSPROUT)
【REEL】PRESSO 2000(DAIWA)
【LINE】ESTER0.3(–)
【LURE】DISH 0.6g(DAYSPROUT)
【LURE】PICO EAGLE PLAYER(DAYSPROUT)
表層の魚をディッシュ0.6gのたち泳ぎとピコイーグルFのストップ&ゴーで狙う。
予選
朝の気温7℃、水温14℃、風は0~1m、天候は曇り。朝のうちは空の8割程度が雲が覆われる中で、薄日がさしこむ花曇り。前日の寒さからか笹濁りのコンディション。今回は3人1組x3セットのロング予選で行われた。
予選第1回から探る展開。鱒が上ずりだし表層に興味を持つ、春のならやま沼らしい展開となる。ブレイク付近と沖目遠投。どちらかというとスプーンよりもクランクやプラグ系を中心に釣果が出る時間。この時間はフルサイズクランクで沖を取っても面白い時間帯となった。
予選第4~6回は放流後に開始。放流が入ったものの開始直後は活性にはほとんど影響なく淡々とした釣りとなる。時間が経つにつれ、沖目3~4分どころの表層付近で釣れるのが目立つ。マイクロクランクのフロート系や、遠投で上を引けるオーバーヘッドリップ系ミノーなどが目立つ。
予選第7~9回頃は晴れ上がり、気温・水温ともに上昇する。予選中はほとんど風が入らず魚へプレッシャーが掛かったのか大きく伸ばしにくい時間帯となった。
予選全体としては手前、対岸ともに中央通路寄りの5番目くらいまでは比較的スコアが出やすく、離れるにつれて1本を競う展開となりやすかった。レンジは全体的に表層。表層の巻きは良い反応を示した。スプーンは放流後少し経ってからは2.0g台の放流色なども出た。
決勝
決勝トーナメントは予選勝ち点上位29名が進出、予選1回戦~準決勝は1vs1で10分x2ローテーションで行われた。決勝戦へは4名が進出。15分x2ローテーションで行われた。この時間天候は曇り。水温14℃、風は0~2mのコンディションで行われた。
決勝第1ローテ、ファーストヒットは小川選手のデカミッツドライ、清水選手もさかさにょろで1本目を取る。その後しばらく探りあいの時間となる。試合が動き出すのは中盤8分過ぎ。丹野選手はピコイーグル→ディッシュに変えた直後に1本目を取ると、清水選手、沼田選手も1本ずつ取り合う。第1ローテ終盤にかけては清水選手は丁寧にボトムトレースで2本を追加し試合をリードする。
決勝第2ローテは場所移動の後に開始。各選手ともほとんど第1ローテからパターンを変えず、中盤までに1~2本ずつ取り合う。西陽が雲に隠れて暗くなりだした残り時間6分過ぎ。この頃からにわかに表層のライズが目立つようになると全体で一気にスコアが伸びだす。ここまで2本差でリードしていた清水選手はこの時間もしっかりと追加し差を3本に拡げてセーフティリードを確保。2位にはラスト20秒でヒットに持ち込んだ沼田選手が入りゲームセット。エリアトーナメント初優勝を手にした。
優勝者インタビュー 3/31 18:00公開
決勝戦 4/4 18:00公開
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