エリアトーナメント2025第3戦フィッシングエリアJ大会の様子をまとめています。予選から決勝まで春らしい回遊パターンの1日となりました。優勝は長澤峻央選手、2位は橋本尚史選手、高岡悠毅選手でした。
長澤峻央選手がサドンデスを制して初優勝。
大会結果は火曜日以後更新します
表彰台
アースワン、IOS FACTORY、VARIVAS、YARIE、1089工房
PHOTO
WINNING TACKLE
優勝[14]長澤峻央 / NAGASAWA TAKAHISA
【ROD_】YAMATO50 6’M-STXL(YAMATO50)
【REEL】19ヴァンキッシュ(SHIMANO)
【LINE】0.35ザルツ(ザルツ)
【LURE】ドーナ2.0g(ANGLERS SYSTEM)
【LURE】FORTE2.1g(VELVET ARTS)
放流+低プレッシャーで強気に。
2位[25]橋本尚史 / HASHIMOTO TAKAFUMI
【ROD_】999.9マイスター62UL-e(RODIO CRAFT)
【REEL】12イグジスト(DAIWA)
【LINE】スーパーエステル0.25(VARIVAS)フロロ05
【LURE】ドリフトスピン(RODIO CRAFT)
【LURE】FORTE0.9g(VELVET ARTS)
準決勝で使用したサークル0.9gからスタート。釣りながらサーチしていく。
2位[36]高岡悠毅 / TAKAOKA YUUKI
【ROD_】ホワイトウルフ62L-TRZ(RODIO CRAFT)
【REEL】スティーズ TYPE-I(DAIWA)
【LINE】エステル0.35(ザルツ)ナイロンリーダー
【LURE】グラビティ1.35g(DEEP PARADOX)
【LURE】ドリフトスピン37 2.0g(RODIO CRAFT)
高活性をグラビティで。活性を見失ったらシャースFeとドリスピでなんとか
予選
朝の気温6℃、水温12℃、風は0~1m、天候は晴れ。周囲の竹林は黄色味を帯び、春の訪れを予感させる。大会で使用する2号池の池色はお馴染みのマッディ。時々魚が水面に顔を出し表層を意識する。今回はキングオブスプーニスト、スプーン縛りルール。東側の林の上に太陽が昇った状態で予選1回戦が始まる。
予選第1ローテは放流回…ではあるが、放流効果がでるのが遅いフィッシングエリアJだけにスタート直後の反応はソコソコに留まる。池のどこかで誰かが掛けると、その並びで2~3人釣れるという春のトラウトフィッシングらしい回遊展開。周囲の釣れ方を見つつ、回遊が入るまでの間に、目の前の魚をいかに取っていくか?という展開となった。第2ローテ以後も池のどこかで釣れるシーンが見られる程度の活性は残った。
予選第5ローテは冷たい気温と暖かい水温差でややターンオーバー気味だったので放流を見送り。全体の釣果は落ち着いた。この時間は上空を雲が流れ、交互に晴れたり曇ったりと日射の変化が多かった。
予選第8ローテ開始前に放流が行わた後に開始。しかしながら第1ローテと同様開始直後に慌ただしい釣りになる事はなく、手前の回遊と目の前に散らばる魚をひたすら探っていく展開となった。
予選全体としては大きく釣果が伸びる時間はなくロースコア決着が目立った。スプーン縛り&マッディコンディションという事もあり、回遊狙い、居つき狙いともに蛍光色、金残しなどの強めな色が選択されやすかった。また板厚薄く波動強めのものがセレクトされた。
決勝
決勝トーナメントへは予選各組上位2名、計28名が進出した。準々決勝、準決勝は10分x前後半で行われた。決勝戦は7名が進出、10分x3ローテーションで競われた。決勝は14時10分に始まった。
決勝戦第1ローテファーストヒットは長澤選手。『ノアB』で寄せてから『フォルテ21』の巻き上げで1本目を取る。さらに4分半頃に2本目を取ってさらにリードを拡げる。5分を過ぎてから今度は高岡選手にアタリが出だす。『グラビティ135』で連続2本取って長澤選手に追いつくと、その後野藤選手も『アンフィニ』で1本目を取る。8分を過ぎたあたりから宮内、西山、橋本選手が立て続けに1本目を取る。この時間は長澤選手がスコアを3まで伸ばしトップで終える。
決勝戦第2ローテは環境変化も乏しく厳しい時間。橋本選手が1本を追加し、その後は厳しい時間が続いた。
決勝戦第3ローテは第2ローテの反動からか、開始早々良いアタリが続き。花岡選手が1本目を取る。長澤選手のスコアが伸び悩む中、5分過ぎに橋本選手が3本に追いつくと、終了間際に高岡選手も3本とし、結果3者によるサドンデス戦へともつれ込む。
決勝戦サドンデスは先取2本(先取優先)ルールで行われた。最終盤ということもあり厳しい時間になる。重苦しい時間が過ぎていく中、7分頃に長澤選手が4本目を取ってアドバンテージを得る。8分過ぎに橋本選手も掛けるがこれは落としてしまう。残り1分を切って、すぐに長澤選手が5本目を掛ける。モタつきながらもこれをキャッチしゲームセット。長澤選手はフィッシングエリアJで初優勝を手にした。
マイクロボトム、金系、放流色
ドリスピ、R134、
ハントグランデ、ノアB、フォルテ、ノア18
優勝インタビュー 3/3 20:00公開予定
決勝戦 3/10 20:00公開予定
【次ページは大会概要など】