エリアトーナメント2025第7戦(2024第24戦延期後開催)フィッシングフィールド中津川は丹野裕介選手が優勝【大会結果】

フィッシングフィールド中津川
エリアトーナメント2025第7戦フィッシングフィールド中津川大会の様子をまとめています。春の水温上昇。トラウトの回遊も活発に入り、沖と手前の鱒をそれぞれ探っていく1日になりました。優勝は丹野裕介選手。2位は鈴木巧馬選手、堀江俊二選手、亀山和彦選手でした。

【大会速報】
丹野裕介選手が決勝6本で優勝しました。2位は5本、鈴木巧馬選手、堀江俊二選手、亀山和彦選手でした。

表彰台

  • 優勝:丹野裕介選手
  • 表彰台
  • ラーメン賞

当日の天気 外部リンク・気象庁(海老名)

PHOTO

エリアトーナメント2025第7戦FF中津川
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WINNING TACKLE

優勝[24]丹野裕介 / TANNO YUUSUKE


【ROD_】ガーディアンリスキー511UL ベイビッシュ(ディスプラウト)
【REEL】プレッソ2000(ダイワ)
【LINE】Ester0.35
【LURE】デカメッシュ2.5g(ディスプラウト)
【LURE】DSベビーバイブ(ディスプラウト)
他、
【LURE】50GJ(ディスプラウト)

【決勝の作戦と回顧】
 沖の魚をメッシュ2.5g、DSベビーバイブで取って、手前の魚は50GJで

2位[7]鈴木巧馬 / SUZUKI TAKUMA


【ROD_】ホワイトウルフ606L-e(ロデオクラフト)
【REEL】コンプレックスxRC2000(シマノ)
【LINE】ES2 0.25号(バリバス)
【LURE】ドリフトスピン0.7g(ロデオクラフト)
他、
【LURE】50GJ(ディスプラウト)

【決勝の作戦と回顧】
 準々決勝~準決勝まで良かった釣りをする。

2位[31]堀江俊二 / HORIE SHUNJI


【ROD_】BTSS-S552L(メジャークラフト)
【REEL】20ルビアス2000(ダイワ)
【LINE】ESTER0.4
【LURE】50GJ(ディスプラウト)
他、
【LURE】さかさにょろ(1089工房)

【決勝の作戦と回顧】
 沖さかさにょろ→手前GJのローテ

2位[35]亀山和彦 / KAMEYAMA KAZUHIKO


【ROD_】ガーディアンリスキー511UL ベイビッシュ(ディスプラウト)
【REEL】DSLT2000(ディスプラウト)
【LINE】ESTER0.35
【LURE】デカメッシュ2.5g(ディスプラウト)
【LURE】50GJ(ディスプラウト)

【決勝の作戦と回顧】
 沖をデカメッシュ、中間~手前GJのローテ。GJは沖目はブラインドで、手前はサイトフィッシング。

予選

 朝の気温は5℃、水温9℃、天候は晴れ。無風。前日の季節外れの降雪で川向うに見える山の尾根はわずかに残雪をみせる。池色は降雪の影響は少なくクリアコンディション。予選は3人1組ルールx2セットの勝ち点を競う方式。7:30頃より開始。

 予選第1ローテは放流回。前日の降雪の影響はほとんど見せず、開始早々から放流魚の反応は良好。池のあちこちで次々に竿が曲がる展開となる。この時間は放流色系スプーンが好調で例年通りに下流アウト側の釣果が良く伸びた。第2、第3ローテになるとスプーンからクランク、ミノー、またはバイブレーションが試され出す。表層、中層、ボトムいずれのパターンでも反応はあり、それぞれ得意の釣り方で数を伸ばす展開となった。

 予選第4ローテは組替を行った後に放流が入る。午前9:00頃。気温は上昇し、目の前に見える雪も跡形もなく消える。この途中放流も放流色スプーンに反応良く、スコアが伸びる時間帯。しかし第5ローテになると反動で場所によってはややシブる場面もあった。第6ローテになるといくらか反応が持ち直した。

 予選全体としては例年通り釣り池片側使用で、手前ブレイクの魚と沖のブレイクの魚をいかに取っていくかという技術が問われる予選となった。表層~ボトムまで全体的に魚の反応は良く、各選手ともに得意の釣りで対応ができゼロスコアは少なかった。

決勝

 決勝トーナメントは予選勝点上位者16人が進出。準々決勝、準決勝は1vs1で10分x前後半で行われた。大会区画の放流はなかったものの、一般利用者向け放流も混じって手前ブレイクはあきらかに回遊が増えている状況に。予選以上にスコアは伸びた。決勝は15分x2ローテで行われた。この時間になると気温16℃、水温10℃まで上昇。風が0~3mと少し風が出て来て、上空をかたまった雲が通過する状況へと変化していた。

【決勝戦の並び】
亀山和彦 | 堀江俊二 | 丹野裕介 | 鈴木巧馬
※敬称略

決勝第1ローテファーストヒットは鈴木選手の「ドリフトスピン」に入る。そのすぐ後「さかさにょろ」の堀江選手が続く。この時間の各選手とも基本スタンスは沖と手前のカケアガリ狙い。日射の関係で手前の魚は見えやすく回遊が入ればサイトでミノーイング。沖はスプーンかオーバーヘッドリップ型のクランクなどが選択された。

 開始4分過ぎ。沖に見切りをつけた亀山選手は「GJ」に切り替えると、リズム良く半回転デジ巻きで手前の水中を切り裂く。瞬く間に2本を取って逆転に成功する。中盤6分過ぎからは丹野選手もようやくギアが噛み合いだし、同じくGJで追撃を開始する。堀江選手は「さかさ→GJ」ローテ。自身が手掛けたホーリーゴールドで追いかける。鈴木選手はここでは敢えてミノー勝負には加わらず、先にドリフトスピンで取りきる作戦。
 僅差のまま迎えた終了間際、残り2秒で堀江選手が1匹を掛けると周囲は歓声に沸いた。

決勝第2ローテは場所替え後にスタート。第1ローテの勢いを引き継ぎ、堀江選手が開始直後に1本を取り逆転する。しかしすぐさま各選手とも得意の釣りで追加。簡単には抜け出せない1匹差内での接戦がしばらく続く。
 中盤にかけて亀山選手がGJで5本目を取り再度トップに立つと、ここで鈴木選手もついにGJに切り替えて、試合はミノー対決へ。
 残り15秒。1匹ビハインドの鈴木選手がGJでキャッチするとスコアは各選手横一線「5」に並ぶ。しかしその直後の残り時間3秒で堀江選手、丹野選手が同時にヒット。勝利が掛かった両者のランディングに注目が集まる。惜しくも堀江選手は手前でバレ、しっかりとキャッチした丹野選手が僅かに1本リードしゲームセット。
 終了間際の慌ただしさの中、集計結果が審判から告げられた丹野選手はようやく優勝を確信。FF中津川で初優勝を手にした。

【決勝トーナメントで使われたルアー】※審判メモ参照
ドリフトスピン0.7 /リクーゼ1.0 / ノア / メッシュ / デカメッシュ
ガメクラ / モカ / DSベビーバイブ /
イーグルプレーヤーGJ / ダートラン / さかさにょろ

優勝インタビュー 3/11 18:00公開予定

決勝戦

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