エリアトーナメント2024第19戦五頭フィッシングパーク秋大会は内田隆洋選手が優勝【大会終了】

五頭フィッシングパーク

 エリアトーナメント2024第19戦五頭フィッシングパーク大会は天候が目まぐるしく変化する中で行われました。優勝は第3ローテで逆転した内田隆洋選手、2位は岡田健太郎選手、3位は鈴木響選手でした。

【お知らせ】
●誤記載が多く申し訳ありませんでした。ご指摘ありがとうございます。
●決勝動画は10/26 20:00公開予定。
●決勝戦スコア修正(ローテーション小計を修正。総尾数に問題なし。PDFを更新しました)

表彰台

  • 優勝:内田隆洋選手
  • 表彰台
  • ラーメン賞

当日の天気 外部リンク・気象庁(新津)

PHOTO

エリアトーナメント2024第19戦五頭フィッシングパーク秋
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WINNING TACKLE

優勝[135]内田隆洋 / UCHIDA TAKAHIRO


【ロッド】999.9マイスター603キメラ(ロデオクラフト)
【リール】18イグジストLT2000SP(ダイワ)
【ライン】スーパーエステル0.3号(バリバス)フロロ0.6
【ルアー】ウッサ (ロデオクラフト)color:黒まんじゅう
【ルアー】マイクロシケーダーS(タックルハウス)color:自塗り

【決勝の作戦と回顧】
 第1ローテはマス玉からの遠投。第3ローテはマイクロシケーダーがハマった。

2位[115]岡田健太郎 / OKADA KENTARO


【ロッド】アルチザンコンペティション プロトモデル(エバーグリーン)
【リール】16ヴァンキッシュC2000S(シマノ)
【ライン】ザルツディテクターエステル0.4号(ラインシステム)フロロ0.6
【ルアー】RCワウ37HF(ロデオクラフト)
【ルアー】ちびパニSR(ティモン)
【ルアー】ドリフトスピン(ロデオクラフト)color:茶色系

【決勝の作戦と回顧】
 決勝は上だけ。第1ローテはワウとちびパニSRでマス玉から引き出せた。

3位[109]鈴木響 / SUZUKI HIBIKI


【ロッド】イエローウルフ61UL-st(ロデオクラフト)
【リール】19ヴァンキッシュC2000(シマノ)
【ライン】強靭エステル0.35号(ラインシステム)フロロ0.6
【ルアー】ウッサXS(ロデオクラフト)color:ポテトヘッド ST#8,#9
【ルアー】ちびパニSR(ティモン)
【ルアー】ドリフトスピン(ロデオクラフト)color:茶色系

【決勝の作戦と回顧】
 マスが溜まっている所を狙いうち。

予選


 朝の気温12℃、水温15.5℃。前日まで続いた温暖な秋を一蹴するようなひんやりとした朝。今回は2号池を使用。池はクリア~笹濁りの中間程度。予選は5人1組(4人1組)の10分x2ローテーションの総当たり戦で行われた。

 予選1回戦は放流回。朝のうちは雨が残ったものの開始時間は雲の隙間から太陽が顔をのぞかせる。昨晩からの急な冷え込みが心配されたものの放流魚の反応は良好。両岸ともに池の中央付近の溜まりが良く、シャローにかかる池端側はやや抜けている感じもあった。それでも後半残り5分程度まで高活性状態が続き、この時間だけで9釣座で合計300本程度の釣果が出た。第2ローテからは放流セカンド~サードの流れ。スプーンで通す選手もいればクランクに移行する選手も出始める。後ろの回に進むにつれてクランク比率が高まっていった。

 予選5回戦開始前に釣り座の場所移動を行う。今回は途中放流ナシ。休憩時間で池を休ませた事でいくらか活性も回復してまずまずのスタート。この時間の特徴としては天候が猫の目の様に変化があった。雲の隙間から太陽が出たと思うと、すぐ厚い雲が空覆い雨粒が落ちてくる。これの繰り返し。しかし天候による鱒のレンジ変化はほとんど見られずひたすら上めにヒットが集中した。特に曇り~小雨時は鱒玉が発生するなど、群れを崩さずに鱒を引っ張ってくる技術なども問われる時間となった。

 予選8回戦開始前に釣り座の場所移動を行う。途中放流はないものの、やはり池を休ませた事でそこそこ反応が得られる程度の活性が続いた。この時間は各選手ともにほぼ上めのクランクにシフト。挿しで表層のスプーン。微かに風が入るようになると水面が波だったタイミングで釣れるシーンも見られるようになった。

 予選全体としては10月前半はあまり2号池の調子が良くなく、週の半ばは気温の高さもあって表層水温19℃と状況が今一つだった。しかし直前の冷え込みで水温も15.5℃まで大きく低下した事で、環境変化でどうなる事かと心配されたが、結果としては好釣果に繋がった。
 予選全体では表層クランクがメイン。挿しでスプーンが多く見られた。

決勝トーナメント

 決勝トーナメントは予選各組上位2名、計18名が進出。準々決勝・準決勝10分x2ローテを行い、決勝戦は予選未使用エリアを使用。5名によって10分x3ローテで競われた。この時間の気温は15℃、水温16℃、天候は時折雨粒が落ちる曇り空の中で行われた。

【決勝戦の並び】
鈴木響|渡辺元気|岡田健太郎|内田隆洋|柳真一
敬称略

 決勝第1ローテは予選未使用エリアという事もあり、スプーンorプラグと各選手それぞれの思惑が交錯する中でスタートした。朝イチ放流以外なかったものの、この時間でも時より沖にマス玉が出るなど鱒の活性は残るコンディション。
 ファーストヒットは中央位置に入った岡田選手の表層引きのワウ。フックトラブルを挟んだものの次のキャストでもヒットに持ち込みスタートでアドバンテージを得る。開始2分で内田選手はジキルJr.、3分で柳選手はハントGでそれぞれ1本目が入り岡田選手を追う展開。中盤各選手とも表層を中心に数を伸ばす。終盤から終了間際にかけても岡田選手は2本を追加し計6本、2位に3本差で第2ローテへ。

 決勝第2ローテは各選手とも表層狙い。ファーストヒットは第1ローテで出遅れていた鈴木選手に1本目が入る。その後はアタリが遠のく時間がしばらく続く。残り時間5分頃から風が入り水面が揺れだすと僅かに鱒の反応が上がり、岡田選手、渡辺選手などが追加する。終了間際に内田選手がジサクラで1本を取り、岡田選手に2本差に詰め寄り第3ローテへ。

 決勝第3ローテはファーストヒットは中央に入った内田選手のウッサ。差を1本差にする。岡田選手はドリフトスピンで追うが惜しいフックアウトと投げ切れが相次ぎ嫌な流れ。残り時間5分になろうという所で内田選手はシケーダーに変更して8本目を取り、ついに岡田選手を捉える。
 残り時間5分で両者1本ずつ追加した後、内田選手の目の前に浮いているマス球からヒットを取り逆転に成功する。その後は活性が落ち着き内田選手は1本差で逃げ切りとなった。内田選手はエリアトーナメント初優勝。

優勝者インタビュー

決勝戦 10/26 20:00公開

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