エリアトーナメント2024第17戦みどりフィッシングエリア秋大会は生井拓哉選手が優勝【大会結果】

エリアトーナメント2024第17戦みどりフィッシングエリア
 エリアトーナメント2024第17戦みどりフィッシングエリア秋大会は生井拓哉選手が4本を取って初優勝。2位は1本差で長澤峻央選手、近藤英大選手でした。

更新は火曜以後になります。予めご了承ください。

表彰台

  • 優勝:生井拓哉選手
  • 表彰台
  • ラーメン賞

当日の天気 外部リンク・気象庁(大田原)

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エリアトーナメント2024第17戦みどりフィッシングエリア
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WINNING TACKLE

優勝[148]生井拓哉 / NAMAI TAKUYA


【ロッド】ホワイトウルフ606L(ロデオクラフト)
【リール】ヴァンキッシュC200S(シマノ)
【ライン】D-PET0.3号(よつあみ)
【ルアー】グラビティ1.65g (ディープパラドックス)
【ルアー】ドリフトスピン1.3g (ロデオクラフト)

【決勝の作戦と回顧】
 グラビティ1.65gとドリフトスピン1.3gを交互に。接戦だったが信じて通しきった。ドリフトスピンは勝ち上がりで相手の釣りを見て釣れるのが分かったので決勝のローテに組み入れた。グラビティはボトムトレースから少しだけ巻き上げ気味で。ドリフトスピンは中層の上目を平行巻き。

2位[109]長澤峻央 / NAGASAWA TAKAHISA


【ロッド】ブロンズML-TRZ(ロデオクラフト)
【リール】19ヴァンキッシュ(シマノ)
【ライン】フロロ1.5lb(シーガー)
【ルアー】ノア1.8g (ロデオクラフト)ハニカム#4
【ルアー】シャイラ1.2g (ヴァルケイン)MK#8

【決勝の作戦と回顧】
 準決勝からのパターンがストロングと確信してのぞみました。ノアでボトムを丁寧に。シャイラはボトムからの巻き上げ、時々下に落とすイメージで。

2位[136]近藤英大 / KONDOU HIDEHIRO

【ロッド】999.9グレイウルフ63M(ロデオクラフト)
【リール】プレッソ2000(ダイワ)
【ライン】フロロ1.5lb(???)
【ルアー】バスター0.7g/1.2g (ノマディックコード)

【決勝の作戦と回顧】
 バスター0.7gと1.2gを交互に。無心で投げ通した。ボトムトレースor巻き上げ。誘いは入れたり入れなかったり。

予選


 朝の気温19℃、水温19℃(DO10.6mg/L)。梅雨時期のような高い湿度の朝。ここ最近の冷え込みで大気に飽和できなくなった水分が結露して落ちてくるような霧雨が水面を揺らす。遠くの山々も低い雲に隠れて空は一面灰色の雲に覆われる。池色はクリアー。朝イチ放流の魚は予選開始を伺うかのように、時より水面に顔を出しまた水中に戻っていく。予選は5人1組(4人1組)の10分x2ローテーションの総当たり戦、キングオブスプーニストルールで行われた。

 予選1回戦は放流回。この時間は少雨。空一面曇り空のローライトの中で予選はスタートした。開始早々から魚の反応はまずまず。高活性ではあるものの手返しの早さを競うまではいかない、ほどほどの中~高活性状態。しかしこの活性は時間最後まで粘り強く続いて時間内のトータルで釣果が伸びる結果となった。2回戦からはガクンと活性が落ち着きセカンド色、サード色スプーンの時間。この時間頃から北東の2m程度の風が入りはじめると風下側のC~Fエリアの釣座は比較的好反応を示す。一方で風上側のO~Rは反応が厳しかった。3回戦頃から一旦雨が止んで池が落ち着きを見せると反応はもう一段トーンダウン。特に池の中央付近は厳しい時間となった。

 予選5回戦で一度目の場所移動と放流が行われた。この時間再び霧雨が降りだし池を揺らす。この放流には鱒もすぐに反応し、池全体で第1ローテを凌ぐ高い反応を示した。続く6、7回戦も3、4回戦ほどの落差がない程度に落ち着いた。この時間も北東の風が入り、風上側のO~Rは厳しかったが中央から風下側はまずまずの釣果となった。

 予選8回戦で二度目の場所移動と放流が行われた。この放流も5回戦同様にすぐに好反応を見せて高活性状態となる。この時間は一旦青空が見え気温24℃まで上昇すると釣果は伸びた。第9~10回戦頃になると空は再び一面の灰色となり霧雨が落ちるコンディション。しかし二度の途中放流を経てフレッシュな魚が溜まりだした事で3~4回戦頃に比べて釣り易い時間となった。

 予選全体としては「夏を越して暑さ慣れした既存の鱒が温度低下で調子を崩したかもしれない」とオーナーが語るように9月の暑い時期釣れていた居つきの鱒が動かなく、例年に比べて前半が難しい時間となった。しかし後半にかけてフレッシュな魚が増えていくにつれて活性が回復。状況は尻上がりに良くなった

【データ室より】
予選最多釣果 29本岡田健太郎[K-5]
予選総釣果 901本(平均15.27本)

決勝

 決勝トーナメントへは予選上位24名が進出。準々決勝、準決勝は1vs1、10分x前後半で行われた。この時間気温は22℃。時より雨がパラっと池に波紋をつくる降ったり止んだりの天気が続く。決勝戦は6名が進出。10分x3ローテーションで行われた。

 決勝第1ローテは表層回遊狙いかボトム狙い。ファーストヒットは開始30秒。『グラビティ1.65g』でボトム巻き上げの生井選手に入るが、すぐさま長澤選手も『ノア1.8g』でやはりボトム巻き上げで1本目を上げる。そのすぐ後、再び同時に生井選手、長澤選手が追加。長澤選手はさらに5分すぎにも1本を取りボトムを選択した2選手が先行する展開となる。その後厳しい時間となるが終了間際に長棹選手が表層で取って第2ローテへ。

 決勝第2ローテは釣り座移動の後に静かなスタート。開始2分、大塚選手が『シャース』着水後のフォールをうまくあわせて1本目が出る。その直後に「無心で巻いた」と語った近藤選手も『バスター』のボトムトレースで1本目。中盤を過ぎに『ドリフトスピン』に手ごたえを感じていた生井選手は追加点を挙げて同点に追いつく。しかし残り時間3分を切ってから連続で近藤選手がボトムから2本を引き出し3者が3本で並んで第3ローテへ。

 決勝第3ローテは釣り座移動の後にスタート。開始直後に長棹選手が1本追加してトップに1本差とする。その後はスプーン戦という事もあってなかなかアタリが2つ続かない難しい時間が続く。この状況下で開始4分頃『BF0.5g』と『シャースfe0.4g』のローテで表層狙いの菊地選手に1本目が出ると、さらにもう1本を追加するとトップに1本差に食い下がる。試合は僅差のまま残り1分を切る。このままサドンデスに突入かと思われた中、生井選手がボトムから1本を引き出しランディングに成功。そしてタイムアップ。「夏の練習の成果が出れば…」と直前インタビューで語った通り、プラクティスの成果が出た1戦となった。

【決勝トーナメントで使われたルアー】
※今回はキングオブスプーニストルール
シャースFe0.4g、BF0.5g、0.7g、ジキル-L0.7g、バスター0.7g
シャイラ1.2g、バスター1.2g、グラビティ1.35g、ノア1.8g、シャース1.9g
ドリフトスピン1.3g

優勝者インタビュー 10/8 20:00公開予定

決勝戦 10/11 17:00公開予定

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