11月11日(土)に行われたエリアトーナメント2023第24戦フィッシングスポットパスタイム大会の様子をまとめています。決勝戦は雨上がりのローライト環境で行われました。優勝は齋藤和誠選手、2位は池淳一選手、3位は平山直人選手でした。
表彰台
入賞者タックル / TACKLE DATA
優勝[113]齋藤和誠選手のタックル Saitou Kazumasa
【ロッド】999.9キメラ603L-e(ロデオクラフト)
【リール】16ヴァンキッシュ(シマノ)
【ライン】ES2 0.4号(バリバス)=[リーダー]グランドマックス
【ルアー】イーグルプレーヤー50GJ(ディスプラウト)color:茶金系 STフック
決勝はGJメイン。クランクで休めつつサーチ。GJに戻してまた釣る。表層ギリギリのスロージャークと中層上目でスロージャーク。
2位[111]池淳一選手のタックル Ike Jun_ichi
【ロッド】プレッソSVF(ダイワ)
【リール】05イグジスト(ダイワ)
【ライン】R18(クレハ)=[リーダー]フロロ2.0lb
【ルアー】ミニツチノコ(TOM)color:ブラウン系
決勝はボトムを外した。TOMさんのハンドメイド、ミニツチノコのブラウン系が活躍した。サドンデスは黒系。
3位[107]平山直人選手のタックル Hirayama Naoto
【ロッド】999.9キメラ603L-e(ロデオクラフト)
【リール】イグジスト1003(ダイワ)
【ライン】RCマイスターエステル0.35号(ロデオクラフト)
【ルアー】ミディアムクラピー(ラッキークラフト)
【ルアー】GJ(ディスプラウト)
【ルアー】メガマウス(FPBルアーズ)
ローライト時の風の有無で、メガマウスとGJのローテーション。表層に狙いを絞った。
予選
気温10℃、水温11℃。天候は雨。水質はクリアー。前日から入った寒気の影響で柏崎は雨模様。ローライト環境の中、3人1組方式で予選は7時に開始された。今回は片岸のみ使用された。
予選第1ローテは放流回。前日放流の魚が活躍する時間帯。引きごたえのある1キロサイズが一斉にヒットしランディングまで時間のかかるやりとりとなる。各選手、この大物サプライズに苦戦しながらも前後半20分間で30本を超える釣座もでた。第2ローテからは活性が落ち着いたものの、水が放水されている対岸側に着く魚を誘う展開となる。各選手とも遠投で引き出すスタイルの釣りとなった。
予選第4ローテ開始前に放流と、組み換えの抽選が行われる。この回の放流も大型サイズ。釣果はやや事務所側に偏ったものの、表層から中層上目で良いアタリがでた。基本的に放流はスプーン、途中からクランク中心の組み立て。ミノーやスプラッシュ系ポッパーへの反応もみられた。
予選全体としては、対岸側の放水口まわりについた魚を寄せて釣る技術が問われた。
【第4ローテ開始前の放流】
決勝
決勝トーナメントへは勝ち点上位8名が進出した。準決勝は10分x2ローテ(2人1抜け)。決勝戦は4名が進出。15分x2ローテーション、予選A~C付近を使って行われた。この時間になると雨は降り止んだが厚い雲はそのまま残り、ローライトが続く。気温は9℃と朝に比よりも下がるコンディションの中、決勝が開始した。
決勝第1ローテは平山直人選手が開始早々スプラッシュ系ポッパーのメガマウスで1本を取ると、すぐさま池選手もバルサクランクのツチノコで2本連取で逆転に成功。本日放流された1キロサイズに手こずりながらも齋藤選手もミノーで1本を取るとしばらく難しい時間が続く。終盤、大橋陽生選手はボトムで掛けるが惜しくも落としてしまう。
決勝第2ローテは序盤齋藤選手がミノーで1本を追加する。終盤に入る直前、平山直人選手はクランクで1本を追加すると、その後は決め手がないままに時間だけが経過し、タイムアップ。3者によるサドンデスに突入する。
サドンデスは10分間の早がけ2本。厳しい状況ではあったが齋藤選手が沖めのスロージャークで2本を取り優勝を決めた。
優勝者インタビュー 11/13 20:00公開
決勝戦 12/18 20:00公開
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