10月4日(日)に行われたエリアトーナメント2023第22戦平谷湖フィッシングスポット大会の様子をまとめています。降り続いた雨が上がった決勝戦は川側中央を使用。優勝はマイクロン佐藤選手。2位は池田響選手。3位は太田靖久選手でした。
表彰台
入賞者タックル / TACKLE DATA
優勝[102]マイクロン佐藤選手のタックル Maikuron Satou
【ロッド】グレイウルフ63M-TRZ(ロデオクラフト)
【リール】スティーズタイプ1(ダイワ)-RCカーボンハンドル
【ライン】ES2 0.4号(バリバス)
【ルアー】RCシケイダー(ロデオクラフト)
【ルアー】トレモ・スマッシュ(ムカイ)
決勝はド表層クランキングでゴリ押し!水面ビタビタでスマッシュとシケイダーをローテ。バラしが多かったのが反省点。
2位[118]池田響選手のタックル IKEDA HIBIKI
【ロッド】イエローウルフ622L(ロデオクラフト)
【リール】18イグジスト2000(ダイワ)
【ライン】スーパーエステル0.4号(バリバス)
【ルアー】シケイダー(タックルハウス)
シケイダーの上でやりきるつもり。第2ローテ初端にスプーンを試した所以外は全部シケイダー。
3位[134]太田靖久選手のタックル OOTA YASUHISA
【ロッド】ブロンズウルフ59MH(ロデオクラフト)
【リール】バンキッシュ2000HG(シマノ)
【ライン】スーパーエステル(バリバス)リーダー:フロロ0.8号
【ルアー】ワウFHDG2(ラッキークラフト/PSオオツカ)
魚が浮いていたので表層狙い。ナブクラSRで入り、途中からワウ。バラシが多かった。
予選
気温15℃、水温14℃。天候は雨。今日の高峰山は雨で白く煙る。池のコンディションは土砂濁りのマッディー。それでも池の上の方は澄みだしており表層30~50cmの魚の動きがなんとなく分かる状態。予選は7時開始。
予選第1回は放流回。開始直後の前日放流の反応は良く、着水直後からの巻き出しで放直色スプーンに良い反応を見せた。しかし5分経過したあとからは場所ムラ。池の濁りが強めに残った池の両端が好調だったものの、中央付近はやや伸びを欠いた。2~3回戦頃からはスプーンは1g前後の明滅系または黒色。プラグは表層クランク、中層ニョロなども試された。手前の反応が今一つでミノーは不発気味。
予選第4回は1回目の途中放流と組み換え抽選を行った後に開始。開始早々は放直色スプーンで数を伸ばす時間。1回戦同様に沖目に良いバイトが集中しており、また早巻きへの反応も良かった。終盤頃からクランクも試され出したが、この回が一番釣果が伸びる時間となった。5回戦頃からは上目のクランクが選択されやすい状況になった。
予選全体を通しては前日から1~6mm/h前後の雨が降り続いた影響からか魚の活性は予選を通して「中~高」の状態を維持した。沖目の上。特にリプルまわり周辺が良く、ある程度速いスピードを上目でひけるクランクに反応が良かった。一方で手前側の反応は今一つで、この区間は回収してしまう選手も多かった。
(更新をお待ちください…)
決勝
決勝トーナメントへは予選各組上位16名が進出した。準々決勝、準決勝は10分x2ローテ(2人1抜け)。決勝戦は4名が進出。15分x2ローテーション、薄い曇り空の中、川側で行われました。決勝開始は13:00頃。
決勝第1ローテは序盤から沖表層でのクランキング。平谷湖FSの午後特有の魚が浮く状況。沖のゾーンだけ巻いて手前は回収し手数を増やすスタイルで釣果を伸ばしていく展開。序盤はリプルに近い池田選手がリードする。しかし中盤はウッサを使う竹内選手、RCシケイダーのマイクロン佐藤選手がテンポよくスコアを重ねて逆転する。しかし残り2分で池田選手が一気に3本を取り再度トップに立った所で第1ローテ終了。試合はシーソーゲームの様相を呈す。
決勝第2ローテは場所替え後に開始。時間を置いてしまった事で魚の活性が一旦リセットされ、しばらく反応が乏しい時間が続く。4分経過した頃から活性にスイッチが入り釣果が伸びだす。各選手とも均衡するスコアが続くが、残り8分頃からジワジワとマイクロン佐藤選手に流れが傾きだす。他の3選手もスコアを伸ばすがこの差がなかなか埋まらないまま時間が過ぎていく。結果マイクロン佐藤選手が3本差をつけ終始沖の表層の釣りとなった平谷湖大会を制した。2位には終了間際に1本を追加した池田選手が入った。
なぶクラ、ワウ、RCシケーダー、ウッサ、ちびパニSR
優勝者インタビュー 10/5 20:00公開
決勝戦 10/31 20:00公開
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