9月10日(日)に行われたエリアトーナメント2023第19戦平谷湖フィッシングスポット大会の様子をまとめています。曇り空の中行われた決勝戦は中央付近を使用。優勝は川喜田聖城選手、2位は池田響選手、3位は柳真一選手でした。
表彰台
入賞者タックル / TACKLE DATA
優勝[31]川喜田聖城選手のタックル KAWAKITA MASAKI
【ロッド】ダーインスレイヴ62GL(ヴァルケイン)
【リール】19ヴァンキッシュC2000S(シマノ)
【ライン】ナイロン2.5lb(バリバス)リーダー:シーガーエース0.6号
【ルアー】サーヴァントスピア0.7g(ヴァルケイン)SSS#8
【ルアー】シャースFe0.4g(サウリブ)AG#12
決勝はサーヴァントスピア07。オリーブ系とブラウンベース系地塗りのローテ。第3ローテはちょっとシブったのでシャースFe04に切り替え、同カラーローテで爆発させた
2位[31]池田響選手のタックル IKEDA HIBIKI
【ロッド】ホワイトウルフ62UL-e(ロデオクラフト)
【リール】18イグジスト2000S-P(ダイワ)
【ライン】ES2 0.25号(バリバス)
【ルアー】ハント0.4g(ニュードロワー)
【ルアー】ハントグランデ1.0g(ニュードロワー)
決勝は上めと沖狙い。上目はハント04で手前、沖はバンナとシケイダーで。
3位[31]柳真一選手のタックル YANAGI SHIN_ICHI
【ロッド】イエローウルフ61-Le(ロデオクラフト)
【リール】’18イグジスト LT2000S-P(ダイワ)
【ライン】ES2 0.25号(バリバス)リーダー0.4号
【ルアー】BF0.5g(ロデオクラフト)
決勝はとりあえずBFから入り、第2ローテまで意外と反応が続いた。第3ローテのみスティル投入。
予選
気温16℃、水温18℃。天候は晴れ。標高900m、秋を感じさせるひんやりとした平谷湖の朝。池色はややオリーブがかったステイン。金曜日の台風の影響は軽微ながら、この夏雨が少なかく、池の換水はさほど良くない状況で予選はスタートした。
予選第1回は放流回。前日放流の魚が開始直後から良い反応を見せる。イージーな釣りには至らなかったものの活性は持続し後半終了まで釣れ続いた。予選2回以後は若干場所の差が出る。この時間は群れの移動があったのか池中央のサーキュレーションまわりが比較的良く、逆に池の端側は難しい時間となった。3~4回戦もこの傾向が続いた。
予選第5回は1回目の途中放流と場所移動。気温も一気に25℃前後と暑さを感じる時間となる。この放流で再びスイッチが入り釣果が伸びだす。
予選第8回は2回目の途中放流と場所移動。この時間になると2m前後の風が出だし水面がさざなみ立つ。この放流で再びスイッチは入ったものの、5回戦ほどは伸びず、やや不発気味の内容となった。
予選全体を通しては川側(A~H)は比較的釣果が安定したが放流以外は群れの回遊に左右された印象。山側のI~Nエリアは放流回は伸びるが落差が大きくやや数が伸びにくい結果となった。
[6]小出愛子選手、[30]中川拓生選手
決勝
決勝トーナメントへは予選各組上位2名、計24名が進出した。準々決勝、準決勝は10分x2ローテで行われ、決勝戦は6名が進出。10分x3ローテーションでA~Dエリアで行われた。決勝開始は13:30頃。雲に覆われたこの時間、鱒は全体的に上ずりだしていた…。
決勝第1ローテ、ファーストヒットは開始12秒で川喜田選手に入る。これをキャッチすると立て続けに池田選手にもヒットが入る。前半は川喜田選手と池田選手がひっぱる形。この時間、鱒は上ずっており各選手ともスプーンもしくはクランクを上目に引く展開となる。この回は川喜田選手、池田選手が共に5本ずつ取り合い第2ローテへ。
決勝第2ローテは区画をローテーションして開始。この時間も鱒が上を意識する。徐々にサーヴァントスピア0.7gの川喜田選手が抜け出す形。研究してきたカラーローテも決まってペース良くこの時間8本を追加する。出遅れ気味だった小澤選手もTロールに変更してから巻き返し3位争いの一角に食い込む。川喜田選手が5本のアドバンテージで第3ローテへ。
決勝第3ローテは区画をローテーションして開始。この時間になって川喜田選手の勢いはやや衰えを見せるが、ここで川喜田選手はシャースFe04を投入。すると勢いを取り戻し、この時間も8本を追加。2位は池田選手が死守。熾烈となっていた3位争いは柳選手が1本差で抑えてゲームセット。平谷湖で練習してきた川喜田選手が初優勝を手にした。
優勝者インタビュー 9/11 20:00公開予定
決勝戦 9/23 20:00公開予定
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