エリアトーナメント2023第13戦アングラーズベース赤城山・KINGofSpoonist 400回記念大会は青木弘文選手が優勝【大会結果】

アングラーズベース赤城山
 6月4日(日)に行われたエリアトーナメント2023第13戦アングラーズベース赤城山大会の様子をまとめています。第400回記念大会となる本大会、予選中は大雨に悩まされましたが決勝戦の頃は雨も小康状態となり鱒も表面付近に興味深々。水面直下のタイトゾーンを攻めた青木弘文選手が優勝。2位には八木直哉選手、3位は坂口貴弘選手が入りました。

表彰台

  • 優勝:青木弘文選手

  • 表彰台

  • ラーメン賞

天候 群馬・前橋 ※標準点との標高差が400m程度あります

気象庁|過去の気象データ検索
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PHOTO

エリアトーナメント2023第13戦アングラーズベース赤城山
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入賞者タックル / TACKLE DATA

優勝[6]青木弘文選手のタックル AOKI HIROFUMI

【ロッド】999.9 マイスター 64ULF-TRZ(ロデオクラフト)
【リール】STEEZ2004(ダイワ)
【ライン】ナイロン2.0lb.(バリバス)
【ルアー】ハント0.4g(ニュードロワー)マッチャブ
【ルアー】ノアL0.4g(ロデオクラフト)安塚リクエスト・AG#10
【ルアー】ディッシュ03(ディスプラウト)ピンク系・AG#10

【コメント】
第1~2ローテは表層ちょい下。たまにバジングを入れる。第3ローテは表層に反応がうすくなってきたので巻き下げとか試した。猿渡さんとのプラクティスで活性低くなってから効く色を見つけられて良かった。

優勝[37]八木直哉選手のタックル YAGI NAOYA

【ロッド】ホワイトウルフ606L-e(ロデオクラフト)
【リール】18イグジスト2000S-P(ダイワ)
【ライン】スーパーエステル0.25号(バリバス)
【ルアー】BF0.5g(ロデオクラフト)ゴージャスペレット・AG#12

【コメント】
レンジは同じ。誘い方を変えながら魚に寄り添った。

優勝[33]坂口貴弘選手のタックル YAGI NAOYA

【ロッド】ダーインスレイヴ Raise WIZARD 510CL(ヴァルケイン)
【リール】15ルビアス(ダイワ)
【ライン】エステル0.35号(ロデオクラフト)
【ルアー】ハントグランデ1.3g(ニュードロワー)

【コメント】
準決勝で良かったハント1.3gの巻き上げを決勝戦では想定していた。第1ローテは巻き上げだったが、周囲の表層反応が良かったので第2ローテからは表層に切り替えた。

決勝

決勝トーナメントへは各組上位2名、計26名が進出。準々決勝(26→14)、準決勝(14→7)を経て、決勝戦は7名で行われた。雨は小康状態となったが水温16℃、風は1m未満を維持した。決勝エリアは予選中A~Eエリアを使用して行われた。決勝トーナメントは放流こそなかったものの予選中に放流された100g前後の食い気のいい小鱒は反応上々。勝ち上がりの段階で池の周囲に立つ人が減るにつれ魚の動きは良化した。

【決勝戦の並び】
小澤誠 / 八木直哉 / 渡辺元気 / 青木弘文 / 高野英行 / 坂口貴弘 / 小澤良
[敬称略]

 決勝戦第1ローテは探り合いからスタート。準決勝から時間が空いた事もあり、やや活性は高い状況で表層レンジを中心に釣果が出る。ファーストヒットは2週連続優勝が掛かる渡辺選手に入るが、端に入った小沢良選手のピリカモアにも良いアタリが入る。スタート直後は渡辺、小澤良の両選手が先行する展開となる。5分過ぎから各選手ともパターンを掴みだしたかのようにヒットが増えてくるが、予選同様にテンションが掛る前に暴れる子鱒に翻弄され足下で落とすシーンも多く見られた。前半出遅れ気味だった八木選手は流れの脇から、青木選手は表層バジング、小澤良選手は沖表層と手前中層を使ってスコアを重ねる。残り1分からこの3選手が2本ずつ追加しあって第2ローテへ。

 決勝第2ローテは、場所移動で奥側端に入った坂口選手が開始直後から表層ハマって上位グループに追いつく。5分過ぎ頃から俄かに中央付近が活気づきだすと坂口、小澤、八木、青木各選手とも同じタイミングでかかり息詰まる接戦が続く。この時間参加選手全員が0.4g~0.7gのマイクロスプーンを選択。またほぼ全員水面から10センチ以内、場所によっては水面から3センチ以内のタイトレンジを攻める。僅かに違いがあるとすれば八木、坂口選手はエステルラインセッティング。青木、小澤良選手はナイロンラインセッティング、。感度で貫くか、掛けた後の追従性を取るかの違い。残り3分で小澤良選手はここまで好調だったナイロンタックルがライントラブルで躓いてしまう。3選手の争いになるが、魚を掛けたあとに落とさない青木選手が安定して釣果を重ねて2位八木選手に2本差をつけ単独トップで最終ローテへ。

 決勝第3ローテは場所移動で奥側端に入った青木選手が追加し一時3本差とする。全体的に反応が落ち着きを見せる中、八木選手は目の前の魚に集中し前半だけで青木選手に1本差まで詰め寄るが時間だけが過ぎていく。5分過ぎ、青木選手は水面引きが効かないとみるや巻き下げなどを交えて後半2本差を取りトップをキープ。6’4竿で表層のスプーンコントロール。また掛けた後もほとんど落とさなかった青木選手が安定に釣果を重ねて優勝。2020年秋のトラウトポンドNOIKE大会以来の優勝に安堵の表情を見せた。

【記録室より】
● 優勝した青木弘文選手は2020年秋のトラウトポンドNOIKE大会以来となる通算3勝目
● 5位の渡辺元気選手は2週連続決勝戦進出
● 5位の高野英行は2022年大会に続き2年連続決勝戦進出

優勝者インタビュー

決勝戦 30分ノーカット版

【エリアトーナメント決勝動画・高画質が欲しい方へ】
Microsoft Teamsに1か月程度保管しておきます。
エリアトーナメント(チャット招待) → ファイル → 「2313kk.mp4」(約2.0GB)

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