2月19日(日)に行われたエリアトーナメント2023第4戦アングラーズエリアHOOK大会の様子をまとめています。決勝は1本を引き出すスプーンの争い。雨の中の戦いはサドンデスに突入する。優勝は岡田健太郎選手。2位は茂木健選手、3位は八木直哉選手、小板橋りか選手、本木光彦選手、齋藤和誠選手でした。
表彰台
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入賞者タックル / TACKLE DATA
優勝[18]岡田健太郎 OKADA KENTAROU
【ロッド】<エバーグリーン・プロトタイプ*>(エバーグリーン)
【リール】’16ヴァンキッシュC2000S(シマノ)
【ライン】スーパーエステル03(バリバス)
【ルアー】ノアS 1.1/ BF05 / ノアB2.2(ロデオクラフト)
【ルアー】ハントグランデ 1.0 / バンナ1.4(ニュードロワー)
決勝は前半はハントグランデ1.0で立ち泳ぎ。中盤からはバンナ1.4などでインレット周り狙い。終盤はノアB2.2でボトムからの巻き上げ。
2位[14]茂木健 MOTEGI TAKASHI
【ロッド】キメラ603L-e(ロデオクラフト)
【リール】’16ヴァンキッシュC2000S(シマノ)
【ライン】アンバーコードSG 0.3号(よつあみ)
【ルアー】ハントグランデ 1.0 / バンナ1.4 / ハント0.7(ニュードロワー)
①バンナ1.4で予選で使えていたレンジを再探し、②ハントG1.0で見つけたレンジを攻める。①②の繰り返し。
3位[12]八木直哉 YAGI NAOYA
【ロッド】ホワイトウルフ606L-eオオツカLTD(ロデオクラフト)
【リール】’17スティーズ(ダイワ)
【ライン】ES2 0.25号(バリバス)
【ルアー】ハントグランデ 1.3 / ハント0.9(ニュードロワー)
上中下をローテーション。それの繰り返し。
3位[23]小板橋りか KOITABASHI RIKA
【ロッド】イエローウルフ UL-ST(ダイワ)
【リール】’12ルビアス(ダイワ)
【ライン】RCエステル0.35号(ロデオクラフト)
【ルアー】ジキルJr1.1 (ロデオクラフト)
【ルアー】ハントグランデ 1.3 (ニュードロワー)
序盤はジキルJr.で表層少し下を巻くことを意識した。中盤からはハントGでボトムを巻くことに意識を集中した。
3位[24]本木光彦 MOTEGI MITSUHIKO
【ロッド】プレッソAGS 61ML(ダイワ)
【リール】プレッソ LT2000(ダイワ)
【ライン】ES2 0.4号(バリバス)
【ルアー】マーシャルトーナメント1.5 (フォレスト)
上中下をローテーション放流残存狙い。後半は沖ボトム狙い。
3位[29]齋藤和誠 SAITOU KAZUMASA
【ロッド】キメラ603L-e(ロデオクラフト)
【リール】’16ヴァンキッシュC2000S(シマノ)
【ライン】ES2 0.3号(バリバス)
【ルアー】ハントグランデ 1.0 / バンナ1.4 / ハント0.7(ニュードロワー)
ボトム付近のトレース。
予選
朝の気温7℃、水温7℃、池色は笹濁り。朝から雨が降ったりやんだりと空は不安定な状況。予選はメインポンド使用、スプーン縛りルール。3人一組総当たりx2セット、10分x2ローテーションで行われた。
予選1回戦は放流回。開始早々は放直色を着水直後の巻きで取る時間。放流から時間が経った事もあり水馴染みも良く活性上々。放流魚はオール虹鱒、サイズは小型~中型でバラバラ。1回戦後半戦頃から徐々に雨がパラつきだすとその後も雨が降ったり止んだりを繰り返す。めまぐるしく変わる天候の変化や池の濁りが入った事もあって予選前半は釣れ続く展開となった。
予選4回戦開始前に組み換え抽選と放流が入る。この時間は空は一旦晴れ上がり開始直後は放流魚の反応は今ひとつも、後半にかけて各選手ともレンジが分かってくると徐々に釣果を伸ばしていった。第5ローテの頃になると再び天候は雨へと変化する。予選後半は最大深度3.5mという探りがいのある池で、限られた時間内にレンジを見極める力量が問われた。
決勝
決勝トーナメントへは12名が進出。準決勝(12→6)は10分x2ローテ。決勝は10分x3ローテ、6名で行われた。天候は小雨。決勝は池の南岸で行われた。
決勝第1ローテはポツポツとした雨が降る中始まる。この日初めて使われるエリアという事もあり各選手ともレンジの探りあい。中層レンジ立ち泳ぎの[18]岡田選手にファーストヒットが入る。[24]本木選手は中層、[12]八木選手は表層~底オールレンジ、[14]茂木選手は丁寧にレンジを絞っていく釣り。[23]小板橋選手はこのローテは表層やや下、齋藤選手はボトム付近と各選手とも思い思いのレンジを攻める。残り1分で[18]岡田選手は連続ヒットに持ち込み第1ローテを2本差でリードし第2ローテへ。
決勝第2ローテ雨は次第に落ち着き水面は一旦平水状態に。場所移動でレンジ探り直しの展開。中盤頃からレンジを定めてきた[14]茂木選手が2本を追加し岡田選手にスコアで並ぶ。また小板橋選手、齋藤選手もボトムでそれぞれ1本を追加し第3ローテに期待をつなぐ。第2ローテは岡田、茂木選手が同点で最終ローテへ。
決勝第3ローテ再び雨はポツポツ雨に戻ると5分前頃から徐々に雨脚が強まる。そのタイミングで[18]岡田選手は1本を追加し単独トップに立つが[14]茂木選手もデジ巻で1本をしぼり出して同点に追いつく。しかしその後はスプーン戦という事もありタフコンディション展開。両者ともに決め手のないままにサドンデスへ突入する。
決勝サドンデスは選手取り決めで1本先取ルールで開始。開始後5分経過で左右入れ替えとなった後のキャストで岡田選手は1本を追加しゲームセット。念願の初優勝を手にした。
ハント0.9 / ハントG1.0 / ジキルJr.1.1 / ハントG1.3 / ドリフトスピン1.3 / バンナ1.4 / マーシャルトーナメント1.5 / バンナ1.7 / ノアB2.2
優勝者インタビュー
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