エリアトーナメント2022第21戦アングラーズベース赤城山大会は山添健二選手がサドンデスを制し今期3勝目【大会結果】

アングラーズベース赤城山

 10月30日(日)に行われたエリアトーナメント2022第21戦アングラーズベース赤城山秋大会の様子をまとめています。決勝戦はこの日予選で使わなかったエリアを使用。表層付近の反応が良くサドンデスまでもつれ込む。年間順位変動がかかった一戦を制したのは山添健二選手、2位大橋陽生選手、3位綿貫貴選手でした。

表彰台

  • 優勝:山添健二選手

  • 表彰台

  • ラーメン賞

当日の天気 外部リンク・気象庁

PHOTO

エリアトーナメント2022第21戦アングラーズベース赤城山
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入賞者タックル / TACKLE DATA

優勝[1] 山添健二 YAMAZOE KENJI

【ロッド】ダインスレイブ IS-UL (ヴァルケイン)
【リール】15ルビアス2004 (ダイワ)
【ライン】シーガーR18フロロリミテッド 2lb (シーガー)
【ルアー】ドーナ2.0g (ANGLERS SYSTEM) 色:ドットコムオレ金

【ロッド】プレッソ64L(ダイワ)
【リール】ルビアス2004 (ダイワ)
【ライン】シーガーR18フロロリミテッド 2lb (シーガー)
【ルアー】スマッシュ(ムカイ)

【コメント】
 放流量が多く楽しかった。決勝トーナメントは表層が良く準決勝でもマイクロが活躍してくれた。シャースFe、スマッシュのローテ。

2位[25] 大橋陽生 OOHASHI HARUKI

【ロッド】トーナメントドライブ62T-DTX(バリバス)
【リール】スティーズ タイプI (ダイワ)
【ライン】RCマイスター0.35 (ロデオクラフト) – フロロ3.0lb (バリバス)
【ルアー】ちびパニクラ (ティモン) color:ダイゴマジョーラ [HOOK]ST#10
【ルアー】ベリーズ0.5g (FPBルアーズ) color:ジンクリアブルー [HOOK]MKS#8

【コメント】
 ちびパニクラかマイクロで。スプーンの食いが浅く感じたので後半はちびパニクラのみで。

3位[31] 綿貫貴 WATANUKI TAKASHI

【ロッド】ホワイトウルフ62UL-e(ロデオクラフト)
【リール】ヴァンキッシュC2000S (シマノ)
【ライン】エステル0.25 (ユニチカ) – フロロ1.5lb
【ルアー】プリッジ (なぶら家) [HOOK]AG#8
【ルアー】チップ0.4g (なぶら家) [HOOK]AG#12
【ルアー】2WIN (なぶら家)

【コメント】
 準決勝からの流れで2WINから入った。あとは周りの釣れ方を見ながら変更していった

予選

 朝の気温7℃、水温13℃、水色は藻色のステイン。無風。赤城山地蔵岳も茜色に染まる晩秋の寒い朝。予選は5人1組総当たり戦10分x前後半、10回戦で行われた。

 予選1回戦は前日放流の効果があって恒例の爆釣スタート。80~100gの反応が素早い魚がメインで表層付近の放流色スプーンの早巻きで数を伸ばす時間。予選2回戦は活性が一段下がった状態になるが、まだスプーンの時間。蛍光色、明滅色などでヤル気の高い魚を探る展開となった。3~4回戦になると釣り座によってはクランク、ボトムバイブレーションなど中層~底のパターンも試され出す。どのパターンでもそれなりに反応があった。

 予選5回戦開始前に放流と釣り座の移動が行われた。この放流回も魚の水馴染みは良く、すぐに放流色スプーンを追ってくる。魚は全体的に散らばったが、林の影となる暗い川側よりは、太陽が当たっている土手側のほうが視認しやすいぶん数が伸びた。

 予選8回戦開始前にも放流と釣り座の移動が行われた。この放流もやはり5回戦同様に魚は素直に反応して数が伸びた。この時間になると南風が入り水面がさざなみ立つようになるが、風の影響を受けてでもマイクロスプーンで通すと数が伸びた。

 予選全体として、池の状況が良く放流魚の水馴染みの良さもあって放流色スプーンだけでも非常に数が伸びる予選となった。また魚も非常に活発で、ある程度レンジが甘くても追ってくるためバイトは多かった。しかし魚の重量が軽く、動きも素早かったのではじかれるシーンも多くみられた。

【記録室】
予選総釣果:1460尾(平均28.6尾 スコア集計分)
予選最多釣果:47尾 A組47吉田真一選手 / C組19戸田和弘選手

決勝トーナメント


 決勝トーナメントへは22名が進出。準々決勝、準決勝は1vs1の10分x前後半戦で行われ、決勝戦は6人で10分x3ローテーションで行われた。準々決勝は12時頃から10か所で行われた。この時間になると風向きは赤城山方面からの北風に変わる。イン側の魚が風で押し出されだしたのか、イン側を中心に2ケタ釣果も出るなど依然として活性は高い時間。準決勝は6か所12名で行われた。この時間はさらに風が強まるが表層かボトムか、両極端の釣りが良かったようだ。

 決勝戦進出は6名。13:15分頃から10分x3ローテーションで行われた。

 決勝戦第1ローテは一番南に入った吉澤選手が2尾取ってリードする。この時間、他の選手もヒットこそするものの弾かれるシーンも多く見られた。残り3分頃から吉澤選手、山添選手、大橋選手が接戦に。第1ローテはこの3選手で分け合う形となる。

 決勝第2ローテは中盤にかけて山添選手、大橋選手が抜け出してくるが、荒井選手も追いついてくる。しかし後半は山添選手にヒットが集中し大橋選手に3尾差をつける。

 決勝第3ローテは一番北位置に入った山添選手が苦戦。その間に大橋選手は数を重ねていく。また出遅れ気味だった綿貫選手がこの回はテンポよく追い上げ、残り1分で1尾差まで迫る。しかしこの追撃も届かず、山添選手、大橋選手によるサドンデスに突入する。

 決勝サドンデスは10分間、2尾早がけルール。10/30現在年間ポイントトップを争う2選手による、どちらが勝っても年間暫定1位となる優勝決定戦となった。開始1分。先制したのは第3ローテで苦戦した山添選手。この1尾には周囲から歓声があげる。そして2分半に山添選手は2尾目を取り勝利。約2か月ぶりに2022年、年間トップに返り咲いた。

記録室

● 優勝した山添健二選手は通算3勝目。

優勝者インタビュー

決勝戦 先行版

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