11月29日(日)に東山湖フィッシングエリア(静岡県御殿場市)で行なわれたエリアトーナメント2020第16戦の大会の様子をまとめています。大戸千科選手が優勝しました。2位は神田雅貴選手、3位は丘田淳選手、和田浩輝選手でした。
大会後記
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優勝:大戸千科
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2位:神田雅貴
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3位:丘田淳
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3位:和田浩輝
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表彰台
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ラーメン賞
大会データ
優勝者インタビュー
決勝戦の様子
WINNING TACKLE
TACKLE-01
【ROD】 9999 GOLDWOLF 633ML (Rodiocraft)
【REEL】19VANQUISH (Shimano) Funnel40mm tune
【LINE】Fluoro 2lb.
【LURE】MOCA DR-SS_#2015Nobucolor(RodioCraft)CLUTCH_HOOK
TACKLE-02
【ROD】 T-CONNECTION AREA TCS-60L (JACKALL)
【REEL】15Twinpower (Shimano) Funnel40mm tune
【LINE】PE 0.2
【LURE】MOCA DR-SS_#KAGURA(OTSUKA_RodioCraft)CLUTCH_HOOK
第16戦 東山湖FA 大会観戦記
朝の気温は4度。天候は曇り。11月末の御殿場は一足早く冬を感じさせる寒い朝。水温は14℃。池は緑色のマッディ、シャローエリアの泡切れも悪くターンオーバーの様相を見せる。今回予選は3人1組の総当たり戦2セットの合計勝点を争う方式で行われた。
予選はターンオーバーした池の攻略から始まる。朝の1回戦はレンジのチェックから開始。表層、中層、ボトムとひととおり試された。この時間は中層から上は不発気味。一度ボトムまで着底させてからの釣りが反応が良かったようだ。しかしボトムを叩けば反応が返って来るもののこの日はまだ冬の池になりきらない、いわゆる秋のタナボケ。まだボトムに魚が安定して付く一歩手前の、なんとなく下の方に魚がばらけた状態。ボトムにつく魚はまだ少なくボトムパターンでもこまめに動きやカラーを変えないとバイトに持ち込めないといった難しい時間。
太陽が上がると徐々に岸際で魚の回遊が見られるようになり、中層レンジでも釣れるようになる。ボトムパターンで時間をかけて1本をひっぱり出しながら、時より中層レンジに入る回遊魚にクランクを入れて2尾追加する。辛抱強くボトムを叩き、期を見てクランク投入する。常に横目で回りが何で釣っているかをチェックしながら釣りをする視野の広さが試される時間となった。
予選中のカラーとしては薄暗い時間はグリーンメタリック、ブルーメタリック系、シルバー系の色がボトムでは好反応。クランクではシャーベット色系が中層域への反応が良かった。場所としてはこの日は日中も北風が吹き、東ワンドの反応が今ひとつもオーバーフロー付近には群れが入りやすい状態。石碑前からレストラン前まで東岸はまずまず。切れ目付近は中央寄りのほうが良かった。国道側は全体的にパッとしない感じだった。
決勝トーナメントは予選勝ち点上位16名が進出。準準決勝、準決勝は12分x前後半の24分間の総釣果で競われた。お昼過ぎぐらいから徐々に池全体の活性があがりはじめ中層から下のレンジでのクランクでの釣果が伸びる時間帯になる。
決勝戦には4名が進出。15分x前後半の30分間の総釣果で競われた。決勝はファーストヒットはクランクで[31]大戸選手。立て続けに[38]和田選手もクランクで続くと、この試合もクランキング対決の様相を呈す。[決勝前半]の10分頃から、回遊魚が入ると全体的にアタリが増える。[38]和田、[27]神田選手が徐々に数を伸ばし4本ずつ取り後半戦へと折り返す。[決勝後半]5分、[31]大戸、[22]丘田選手が差を詰めて全員4尾で横並びとなるが、ここで[31]大戸選手が連続ヒットし2本差に。その後はしばらく膠着模様。終了間際に[27]神田選手がなんとか追いつきサドンデス戦へ突入。勢いは神田選手だったが、実績あるシャーベット系のDRクランクのデッドスローを信じて投げ続けた[31]大戸選手が初優勝を手にした。
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