エリアトーナメント2020第11戦平谷湖フィッシングスポットは戸田和弘選手が優勝【大会結果】

平谷湖

 9月13日(日)長野県、平谷湖フィッシングスポットで行われたエリアトーナメント2020第11戦の大会結果および当日の様子をまとめています。戸田和弘選手が優勝しました。2位は大竹宏直選手、3位は森親良選手、千葉栄一郎選手でした。

大会後記

  • 優勝:戸田和弘

  • 表彰台

  • ラーメン賞

  • 大会の様子

大会データ

当日の天気 外部リンク・気象庁

優勝者インタビュー

決勝戦の様子

WINNING TACKLE

TACKLE-01
【ROD】 Ventical PRO 60jr MK-X (EMT)
【REEL】RARENIUM C14+ C2000S (SHIMANO)
【LINE】ESTER 0.4 (YGK)
【LURE】NABU_CRA (NABURAYA)
TACKLE-02
【ROD】 Ventical PRO 59jr Type-S (EMT)
【REEL】LEGALIS LT 1000S (DAIWA)
【LINE】Ester 0.4 (YGK)
【LURE】DEKA mitts DRY (TIMON)

第11戦 平谷湖フィッシングスポット 大会観戦記

 朝の気温は19℃。受付開始頃から空は雨雲の通り道で降ったりやんだりの天気。池は夏を越した藻色のステイン。表層付近の魚の動きは十分にわかる程度に透明度を保っていた。この雨で湿度が高く、標高900mの平谷湖でも合羽を着ていると蒸し暑さを感じる、そんな状況で予選はスタートする。予選は25分x6ローテーションで行われた。

 予選第1ローテは開始直後は川側のB・Cエリアの活性が高く2g前後の放直色スプーンを中心に25分間で30本前後の釣果が出るなど手返し勝負の時間となった。雨雲がかかると肌寒く、通り過ぎて日が出ると蒸し暑い。雨雲の通過の度に合羽を脱ぎ着を繰り返し、体力と集中力をすり減らしながらの釣りとなる。第2ローテーションからは魚の活性は一段階落ちたものの表層付近の反応は残る。マイクロスプーン、クランク、ニョロ系プラグなどをローテーションさせたりカラーチェンジさせるなど、こまめに変化をつけてクリアコンディションの「飽きさせない釣り」で数を伸ばす時間となった。

 第4ローテ開始前に放流が入ると再び放直スプーンでの手返し勝負の時間帯。この回は山側Aエリアの釣果が伸びた。その後の第5,6ローテも前半2、3ローテーション同様の表層パターンでの釣りとなった。

 決勝トーナメントは24人が進出。準決勝4人中1人あがりを経て決勝戦は6人で行われた。[8]戸田選手は序盤から迷いなく「なぶクラ」を選択すると終始引き倒しこの作戦が見事にハマる。並み居る強豪を1本差で押し切り今期2勝目、出場機会連続優勝を決めた。

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