5月20日(日)群馬県前橋市、群馬フィッシングセンター中之沢で行われたエリアトーナメント2018第7戦の大会データ、大会の様子をまとめています。当釣り場インストラクターの廣瀬隆選手が優勝しました。2位は高野淳選手、中林大佑選手。
大会の様子
各種データ
●予選結果PDF
●決勝トーナメントPDF
●大会写真[GOOGLE PHOTO(外部リンク)]
●当日の天気[気象庁(外部リンク)]
予選の展開
朝の気温は14℃。天候は晴れ時々くもり。クリアな池は5月中旬の新緑まぶしい赤城山を映し出す。上空は雲の通り道。日が差したり陰ったりを繰り返す落ち着きのない天気。予選は5人1グループの総当たり方式(10回戦)。グループ内の勝ち点を競う方式。中之沢ルールを取り入れ1試合最大15分、先に5本を取った選手が勝ちという特別ルールで行われた。
予選第1回戦、第2回戦目までは放流色スプーンの早掛け戦。放流魚は20cm前後の揃ったサイズで素直に反応。手返し勝負の時間帯で15分を待たずに時間内に決着する。3回戦目からはクランクとマイクロスプーンが投入されだし15分の時間を消化する時間帯に。「魚のアタックはあるが動きが早く掛かりが浅い」この日は手元で落とすシーンがよく見られた。また雲の動きによる日射の加減や風の動き、また対岸の選手の入れ替えなどに至るまで、プレッシャーの変化で刻一刻状況が変わり、その都度魚の浮き沈みに対応するセンシティブな予選となった。
決勝の展開
決勝トーナメントへは12名が進出。準決勝は12分x2による4人中2人上がり。決勝戦は6人での10分x3ローテで行われた。予選から続く流れでヒット数の割にはランディング中の抜けも数多く決勝第2ローテまでは、ほぼ1~2本差のダンゴ状態。最終第3ローテで中之沢インストラクターの廣瀬選手が決勝中温存してきたハデ目なチャートカラーのクランクを投入するとこの色に良い反応を示す。ラストスパートでライバルを一気に突き放すと終わってみれば2位に3本差をつけての完全勝利。廣瀬選手はエリアトーナメント初優勝。
優勝者インタビュー
決勝戦の様子
大会ページ
過去の大会
【傾向】
標高530m赤城山中腹に位置する釣り場。水温は上がっても18℃までと言われている。2019年は11月開催。2018年は5月開催。2015年~17年は夏開催。放流は同じ水を使った奥のストック池からの放流。