9月24日(日)神奈川県愛川町のフィッシングフィールド中津川でエリアトーナメント2017第14戦が行われ、小林孝至選手(東京)が決勝で表層、中層、ボトムのオールレンジを攻略し優勝しました。2位は佐藤圭選手、3位は野村栄二選手。
大会の様子
大会成績・データ
大会レイアウト
予選
朝の気温18℃。天候は曇り。9月下旬の中津川はいよいよ秋の涼けさを感じる気候。予選は釣り池を[Aエリア:上流側][Bエリア:噴水付近][Cエリア:下流側]に分け、各エリア25分x6ローテーション(釣り3回・審判3回)の総釣果で競われた。
予選第1ローテは開始前に当日直前放流が入る。この放流は定番の下流側Cエリア(巽誠選手16尾)は釣果が伸び、上流Aエリア(野村栄二選手15尾)、噴水Bエリア(佐藤潤弥選手9尾)という釣果。爆発力こそないものの持続的に釣れる展開。第2ローテはAエリアがやや釣り難しい時間になるがBCエリアは1尾ずつ引きだしていく釣り。第3ローテになるとAエリアに魚も徐々に入りはじめたのか釣果も上がり始める。
予選第4ローテ前に途中放流が入ると、この放流も反応よく下Cエリア(谷鉄也選手15尾)、中Bエリア(佐藤圭選手12尾)、上Aエリア(落合俊隆選手8尾)とBCエリア中心に釣果が伸びる時間となった。第5ローテからは太陽の上昇とともに水温も上昇。放流魚の残りも徐々に活性が上がりだし前半に比べ釣果が伸びる結果となった。
決勝
決勝戦は24人が進出。決勝戦は上流側Aエリア、下流側Bエリアに再編、AB各エリア25分ずつ前後半入れ替えで行われた。
決勝戦前半はBエリア優勢。[35]黒田将史、[23]中村渉希 、[27]小林孝至の3選手が6尾を取り折り返す。場所替え後の決勝後半は[27]小林孝至、[60]佐藤圭の2選手が5本を追加し、結果「予選はボトムのみだったが、決勝はボトムだけだと厳しい。表層スプーン(ACTI)、中層プラグ(POTTS)などオールレンジを攻めた」という[27]小林孝至選手が11本をあげ勝利。2014年以来となる3年半ぶりの優勝となった。
記録室より
● 優勝した小林孝至さんは2014年第5戦鬼怒川フィッシングエリア大会以来2度目の優勝
優勝者インタビュー
決勝戦の様子
過去の大会
【傾向】
川水使用のため換水は早い。前日の降雨、上流の宮が瀬ダム放水などでも状況が変化する。放流は軽トラック運搬によるバケツ放流。放流魚は早い時間から反応するが釣り座によって放流ムラがでる時がある。放流魚対策、地の魚対策が必要。