6月19日(日)長野県池田町、ハーブの里フィッシングエリアで行われたエリアトーナメント2016第13戦の大会の様子をまとめています。佐藤圭選手が第12戦に引き続き2連続優勝を達成しました。2位は前田賢哉選手(東京)、3位は松田憲司選手(東京)でした。
表彰台
大会成績・データ
予選
朝の気温は17℃。天候はうす曇り。クリアポンドではあるものの、例年に比べるといくらか緑系のステインが混じった池。予選はABC3か所のエリアを廻るダブルジャッジ、ローテーション方式。1ローテ25分で選手と審判を入れ替えながら行っていくスタイルで進行した。
予選第1ローテは恒例となった放流タイム。放直色のスプーンでの手返しを競う。[4]前田選手の30本を筆頭に20本台が9人も出るなど飛躍的に釣果が伸びる時間となった。続く予選第2ローテはさすがに活性が落ちたものの、10本以上の釣果が3人も出るなど場所によってはそこそこ反応が残る。予選第3ローテ以後は徐々に活性は落ちていくが、水が動いている場所に入れば数が伸ばせる状況。早上がりを行って、水場を確保しながら戦っていく立ち回り重視の展開となった。
決勝トーナメント
決勝トーナメントへは各組上位3人、計18人が進出する。準決勝3人中1位が決勝戦へ進み、決勝戦は6人によって争われた。準決勝戦の頃から空は徐々に黒い雲で覆われ、強い南風が吹き出すと決勝戦開始直後には弱い雨も降り出した。決勝前に放流が入ったものの池の状況にはさほど影響を与えず、淡々と1尾を丁寧に探っていく展開となる。[2]佐藤圭選手は第1ローテに4本、第2ローテに3本、第3ローテに1本と着実に数を伸ばし、2位に2本差をつけ勝利。前回のFF中津川大会に続き連続優勝となった。
Winners Comment
@Use Final
Rod: DainsleiF Impact Solid (ValkeIN)
Reel:Vanquish C2000S (Shimano)
Line: Estel 0.4 (VARIVAS)
Lure: Cicada (TACKLE HOUSE)
優勝者インタビュー
佐藤圭(さとうけい/Kei Satou)
決勝戦の様子
過去の大会
【傾向】
安曇野の北アルプスを水源とする豊富な水量を誇る釣り場。換水が早く基本的にはクリアコンディション。夏場は風はあまり吹かない。晴れると難しくなる傾向あり。