9月20日(日)、長野県平谷村、平谷湖フィッシングスポットで開催されたエリアトーナメント2015第24戦の大会の様子をまとめています。伊藤雄大選手が優勝し、前回のニレ池大会に続き2連続優勝を達成しました。2位は佐藤圭選手(埼玉)、藤澤将暉選手(長野)、小澤良選手(東京)。
大会の様子
第11戦 平谷湖フィッシングスポット 大会観戦記
朝の気温は12℃。天候は曇り。9月下旬、標高900mの平谷村は一足はやい秋を感じさせるひんやりとした空気に包まれる。池は夏を越した藻色がかったステイン色で表面付近の魚の動きは分かる程度の透明度。予選は25分x6ローテーション(釣り3回・審判3回)で行われた。
予選第1ローテは恒例となった放流タイム。25分間で30本前後のスコアが並び、手返しを競う時間帯。第2ローテは活性は一段階下がったものの大量放流の余韻が残り、放直~セカンド色で対応できる程度の活性は残った。第3ローテあたりから雲の隙間から晴れ間がのぞく。いくら涼しい平谷村とはいっても9月下旬の日射はまだ強い。この天候の変化をうけて、魚のレンジは一旦下がる。第4ローテ以後は徐々に中層クランクなどが活躍する時間帯となる。今年の夏前頃から導入された攪拌機(曝気装置)のおかげで、時間がたってからも池の中央付近での活性が残るようになった。
決勝トーナメントは各組上位4人、合計24人が進出。4人中2人上がりで準準決勝、準決勝を行い、決勝へは6人が勝ち進んだ。決勝の時間帯は気温21℃まで上昇。風も出てきて時より池の上を雲が通過したりと刻々と状況が変化する面白い時間帯となった。ファーストヒットは、攪拌機の前を選択した[1]伊藤雄大選手が取るも、その後他の5選手も1尾ずつ追加し、全くの横並びとなる。その後も1尾を争う展開となり、結果1尾差で[1]伊藤雄大選手がしのぎきり、年間4勝目、前回のニレ池戦に続き連続優勝を達成した。
決勝戦ノーカット版
優勝者インタビュー
過去の大会
【傾向】
標高900m。恒例となっている予選放流が楽しい釣り場。コテージ併設なので前日泊でゆっくり楽しみたい釣り場。