6月30日(日)に長野県池田町、ハーブの里フィッシングエリアで行われたエリアトーナメント2013第15戦の大会の成績、様子などをまとめています。決勝はボトムの縦方向の動きを軸に、スレてきたら思い切って表層狙いへチェンジとメリハリの効いた釣りをした伊藤雄大選手が勝利。今シーズン3勝(通算11勝目)を挙げました。
大会の様子
大会成績・データ
優勝者インタビュー
決勝戦の様子
予選
朝の気温18℃。大会週の半ばに降った雨の影響で普段クリアなハーブの池も今日は笹濁り。雲も多く穂高岳も望めなかったものの、この時期としてはまずまず過ごしやすい1日。予選はダブルジャッジ、25分x6ローテンション(釣り3回・審判3回)で進行した。
予選第1ローテーションは恒例となった放流回。放直は[A]エリア(桟橋:塩沢祐造16尾)、[C]エリア(休憩所前:山村昌輝選手28尾)側は好調だったものの[B]エリア(お宮:伊東俊秋8尾)側への魚の入りが薄く偏った様子。しかし池全体の魚のストック量は多く、第2ローテーション以後も表層orボトムパターンを中心に数が伸びた。途中放流はないものの、十分に巻き返しが効く展開となった。
決勝
決勝トーナメントへは24名が進出。準々決勝、準決勝ともに4人中2人上がり前後半12分ずつで進行。この時間は天候は梅雨晴れに変化。Cエリア側を中心にハイスコアが続出する。準決勝、決勝も表層かボトム。両極端のどちらかを狙うのかが釣果を伸ばす鍵だったようだ。
決勝戦へは計6人が進出。10分x3のローテーションで行われた。開始から息の詰まるような1尾差の接戦が続く。表層orボトム。こまかくタックルチェンジしてメリハリの効いた釣り。最後は気合で伊藤雄大さんが1尾差で凌ぎきり、今シーズン3度目の優勝を手にした。
過去の大会
【傾向】
安曇野の北アルプスを水源とする豊富な水量を誇る釣り場。換水が早く基本的にはクリアコンディション。夏場は風はあまり吹かない。晴れると難しくなる傾向あり。