11月29日(日)神奈川県愛川町、フィッシングフィールド中津川で行われたエリアトーナメント2009第26戦の大会の様子をまとめています。優勝は小俣優介選手(愛知)、2位は市村文彦選手(栃木)、3位は高田能史選手(静岡)でした。
大会の様子
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優勝:小俣優介選手
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2位:市村文彦選手
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3位:高田能史選手
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表彰台
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ラーメン賞
大会成績・データ
大会レイアウト
優勝者インタビュー
ビッグウェーブ&放直シーン
大会の様子
気温10℃。晩秋の中津川は朝から薄い雲が覆うはっきりとしない天気。
予選第1ローテは前日放流の効果もありよく釣れる時間となる。しかし魚が水温の高い川下側に溜まってしまったようで下流側[Cエリア]の下端は釣れるが中ほどにかけては今ひとつ。場所による有利不利もあった。第2、第3ローテは一転厳しい時間帯でボトムでひっぱる釣りに。
予選第4ローテ開始前に途中放流が入るとこの放流は素直に反応。池全体で釣果が伸びるが、この回は上流側[Aエリア]がやや優勢。その後はやはりボトム中心の組み立てとなるがこの時間からは程よく反応が返るようになる。第2第3ローテに比べて全体釣果も伸びる結果となった。予選中は終始下流側[Cエリア]の釣果が安定した。
決勝戦は予選各組上位4名、計24名が進出。ABエリアに再編して25分x2ローテーションで行われた。決勝開始前にミニ放流が入ると魚の密度はこの日1番の濃さに。この時間になってようやく魚も横方向への反応も示すようになるが、やはり水温の差かわずかに川下側の[Bエリア]スタート組に有利に働いた。その熾烈な争いのBグループの中、細かいルアーローテンションでいろいろ試しながら数を伸ばしたという、準地元の小俣優介さんが2度目の優勝を飾った。
記録室より
● 65名参加 ※各組上位4名が決勝
● 前日、途中、決勝前放流
● 予選最多釣果 30本(A前半組 2長尚義、C前半組18伊藤淳二)
● 予選各組ボーダー A前12本/A後19本/B前13本/B後17本/C前15本/C後20本
● 予選釣果859本 (0.1762fppm) 平均13.2本
● 決勝ラバーネット方式 24名が進出50分 決勝釣果206本(0.1716fppm) 平均8.58本
● 優勝した小俣優介選手は’09年発光路の森大会以来、通算2度目の優勝。
過去の大会
【傾向】
川水使用のため換水は早い。前日の降雨、上流の宮が瀬ダム放水などでも状況が変化する。放流は軽トラック運搬によるバケツ放流。放流魚は早い時間から反応するが釣り座によって放流ムラがでる時がある。放流魚対策、地の魚対策が必要。